食彩の文学事典

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062187787

作品紹介・あらすじ

ひとつの食べ物を切り口に、過去、作家たちがその食べ物をどのように作品に描いてきたかを詳細に調べ、文学の映し出した風景から、日本の食の時代背景をさぐった労作です。谷崎潤一郎の好んだ鮎雑炊、林芙美子の思い出のうどん、島尾敏雄を見舞った吉行淳之介と安岡章太郎が帰りに食べた炒飯など、文士たちの知られざるエピソードから、川上弘美、青山七恵、酒井順子らの描く食べ物まで、彩りゆたかに文学と食を描き出す、前代未聞の文学事典!

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著者プロフィール

1939年生まれ。慶応大学卒業後、朝日新聞入社。「週刊朝日」編集部在籍時に池波正太郎、松本清張、結城昌治、渡辺淳一など多くの作家を担当。食の分野にも造詣が深く、料理にたずさわる人たちからの信頼も厚い。著書に『作家の食と酒と』『編集者の食と酒と』『愚者の説法 賢者のぼやき』ほか多数。 左右社HPで「鯉なき池のゲンゴロウ」連載中。

「2018年 『淳ちゃん先生のこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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