本を出したい人の教科書 ベストセラーの秘密がここにある

著者 :
  • 講談社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062189071

作品紹介・あらすじ

日本一、出版を愛する男が送る、
「本を出したい人」のための出版の教科書。

本を出したい人は実は多い。
彼の出版セミナーは連日超満員の大盛況。

あっという間に素晴らしい企画書が書けてしまう
「黄金の企画書」をはじめ、
出版プロデューサー 吉田浩が、
自分の持てるノウハウをすべて公開。

感想・レビュー・書評

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  • 実際に本をだしたいのではなく、本ってどうつくるのかなと思って手にしたもの。作る側の立場になって本を流れることができるもの。でも、本をどうつくるのではなく、売れる本をどう企画するのかとの観点にはなりますが。

  • 出版の参考になりました。

  • 200127*読了
    生まれた時から今もずっとわたしの人生は本とともにあります。一番時間とお金を使ってきたのも本だし、一生をかけて読み続けていきたいと思っています。
    それだけ本が好きで好きでたまらなく好きなので、自分も本を出したい、そう思い続けてきました。でも、ただ思うだけで何も行動に移してこなかった。一番の夢なのに。
    そんなもやもやとした気持ちを抱えている中、この本と出会いました。このタイミングで出会えたことにとても運命を感じます。
    なんて分かりやすく、なんて熱い想いのこもった本なのか!
    この本を読んで、素直に教えられたことを実行して、諦めなければ本が出せる!そうとしか思えなくなりました。
    やります、やりますとも!
    いつか吉田さんにお会いして、この本のおかげで本が出せました!とお礼を言いたいです。

  • 数々の本の出版に携わった出版プロデューサーが、出版をしたい人にノウハウやコツを教える本。

    非常に具体的で、なんだか本が書けそうな気持ちになったが、とはいえ、そんな簡単ではないだろうな。

  • 多くの人が願う本の出版に興味があり読みました。

    出版のイロハをしっかり教えてくれるいい本です。
    本を出す方法を知ること
    本を出す気力を持ち続けること

    この二つにつきます。

  • 出版業界のジャイアンこと、吉田浩氏の著書。2014年の本。

    ⚫︎いい本とは読者が幸せになる本。出版とは幸せな読者を作ること。会社の使命は幸せなお客様を作ること。※ドラッカーはお客様を創造すること。
    ⚫︎どんなど素人でも1万時間を費やせばプロになれる。1日3時間10年間。スキルを積み重ねること。
    ⚫︎タイタニック号が沈没するときの有名なジョーク。イタリア「向こうで裸の美女が手を振ってますよ」ドイツ「早く飛び込んでくださいこれはルールです」アメリカ「今飛び込むとあなたが最初です」日本人「みなさんもう飛び込んでますよ」日本人の集団性を重んじる民族性。確固たる価値観を持ってないとも言えるが、他人に迷惑をかけない農耕社会からかも。突出した個の成長を妨げ、周りの意見を聞いてから行動する。他人に対しての思いやり、世界一優しい民族。

  • 本を出しても成功しない人はポジショニングがまちがっている。
    カリスマ本とは、別名、自己啓発書。
    大家本とは、ビジネス書のこと。
    職人本は、専門書と呼ばれます。

  • NPO「企画のたまご屋さん」
    一万時間の法則=「天才!成功する人々の法則」
    人と関わる職業(ビジネスコーチ、カウンセラー、弁護士など)は有利に本が出せる。=人の悩みを解決する職業だから。

    いい本を書くためには授業料(お金をかける)が必要。

    男性が好むのはお金と成功、女性が好むのは恋愛と美容。

    本のテーマはたったひとつ。2つあってはいけない。恋愛と同じ。二人同時にアプローチしてはいけない、。

    自分が当たり前、と思っていても周囲が思っていなければ、テーマになる(パチンコに1億円使った男)

    USP(売り、強み、卓越性)。お金軸と時間軸で発見する。お金をかけたもの、時間をかけたもの。
    USPを明確にした企画書が通る。

    オリジナリティと実現性=プロデューサーの目線
    作家と読者=編集者の目線

    本は午前3時から朝6時までに書く。作家は意外に早起き型。

    自分との約束を守れない人は本は書けない。

    書く条件=ネット環境があること、類書を3冊読む、書く場所と時間を決める、読みすぎると逆に書けない。

    向こうからやってくる情報より取りに行った情報のほうが価値が高い=自ら人に会いに行くこと。

    アンテナを立てる=情報が引っかかってくる=カラーバス効果=赤いフォルクスワーゲン

    取材させてほしい、ではなくどのようにしたら取材させてもらえますか、と聞く。

    ビジネスかプライベートかソーシャルか。
    カリスマ(自己啓発本)か大家(ビジネス書)か職人(専門書)か。

    作家のプロフィールが売り物。

    古本屋でベストセラーの周期が分かる。次のブームまで予想できる。

    1%のマーケティング=各段階で、1%ずつ努力する(一手間の工夫)=その結果が大きな差になる

    本を書いた後のイメージを持つ。これを赤マジックで書く。=脳にインプットする

    1冊のテーマはひとつ、読者はひとつ、解決する問題はひとつ。

    黄金の企画書雛型がある。企画のたまご屋さん(NPO)。

    名文でなく明文を書く=難しいことを易しく、易しいことをおもしろく、おもしろいことを深く。

    意味段落を意識する。
    ですます調で。
    最初の3行と最後の3行をうまく書く

    タイトル、半歩先、話題性、テレビで宣伝、作家が広告塔。

    ベン図方式=すでに出来上がっている購買層に重ねる=柳の下のドジョウ狙い=マーケティングの問題。

    敷居の低い本=普段本を買わない人が買う本、が売れる。四柱推命より動物占い。

    吉本興業の必ず芸人になれる方法=それは、芸人をやめないこと。死ぬまでやり続けること。

    「人生の時間銀行」
    労力やお金をかけずに得られるものはない。

    出版は究極の自己実現。
    出版セミナーに参加すること

  • 著者の本に対する愛情が伝わってきます。本を書く作業を通じて自分のステージを上げていくという意見には賛同します。出版を考えている人はもちろん、そうでない人にもオススメします。
    人間の属性はビジネス、プライベート、ソーシャルの3つしかないという話には納得しました。

  • チェック項目6箇所。出版を考える人にとって、この本は、これから登る山がどんなものなのかが理解できる、「登山ガイドブック」のようなものです。本は、読者に大きな幸せをプレゼントします、本は、あなたの人生を豊かにしてくれます。私は大学時代、ゼミで古今東西の幸福論を学びましたが、どんな偉人の本を読んでも、人が幸せになるために必須な共通要素がひとつありました、それは、「信じること」です、信じるから行動できるし、行動するから望む未来が手に入るのです。だれかに何かをしてあげて感謝されるのは、人間の大きな喜びなのです。「明文」とはどういうことかというと、難しいことを易しく、易しいことをおもしろく、おもしろいことを深く書く。

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著者プロフィール

東北大学教授

「2024年 『財政学をつかむ〔第3版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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