- Amazon.co.jp ・本 (146ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062189491
作品紹介・あらすじ
たとえば高級ワインがそこにある。
それを高級ワインと知って飲むか、知らずに飲むかで、味わいはまったく違ったものになる。
ワインは、味覚や嗅覚だけで飲むものではない。
舌と鼻と頭で味わう飲み物なのだ。
だからワインを美味しく飲むには、ワインについてのウンチクや小ネタをできるだけ多く知っておくほうがよい。
それがちょっと捻りのきいたものであれば、なおさらいい。
そんな話題をさりげなく言えれば、だいいちカッコいいし、場が盛り上がる。
日本にワインライターは数多いる。
しかし、ウンと捻りをきかせた小ネタ大ネタをこれでもかと、繰り出せる人は葉山考太郎しかいない。
なにしろ葉山さんは「日本で初めて、ワインの世界にコテコテの笑いを持ち込んだ」人なのである。
本書は5つのパートからなる。
パート1は、映画・小説・絵画に仕込まれたワインネタをご紹介。
ジェームス・ボンドからユトリロまで、有名どころが目白押し。
パート2は、葉山さんの仕事場で、700回(!)は開いたというワイン会の経験から引き出された、じつに意外な「17の法則」を披露する。
パート3は、世界のワイン生産者、ブドウ品種、ワイン生産国の寸評。
今夜すぐに使える、大ネタ小ネタが満載だ。
パート4は、ワインのアートラベルを本邦初の徹底解説。
「シャトー・ムートン」「テタンジェ」「ドン・ペリニヨン」のアート三銃士からウンチクを、これでもかと引き出す。
5つ目は、コラム。
「日本で起きた5つのワインブーム」「葉山流ワイン道の段級位認定基準」「日本ソムリエ列伝」「世界ソムリエコンクールの罠」の4本。
以上、葉山節は絶好調!
笑えて、勉強になって、イイカッコもできる。
飲み会に行く電車の中で仕込んで、ご活用ください!
感想・レビュー・書評
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ちょっとお洒落でユーモラスなワインの本。
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ワインのうんちく本って、個人の体験を語る時点でどうしてもスノッブ臭とかおらが自慢臭がつきまとう。気をつけないとね(自戒)