「自分」整理術 好きなものを100に絞ってみる

著者 :
  • 講談社
3.27
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本棚登録 : 523
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062189521

作品紹介・あらすじ

もう大人と呼べる年齢なのに「自分らしいスタイル」が定まらない
――そんな悩み解消のヒントになる一冊。
もしも自分を「クローゼット」にたとえ、「好きなもの」を整理し、100個に絞ったら? ファッション、音楽、本、アートなど、国内外のあらゆるシーンに精通する著者が悩みつつ厳選した100項目は、単に所有したくなるのではなく、何かしたくなる、どこかに行きたくなる、そんな「アクション」に繋がるものばかり。この本を開けば、ワクワクするような世界に出会えるはず。そして同じように「自分整理」することで、「自分らしいスタイル」を再発見できるはず。
情報が氾濫している現代、「自分」整理術は、自分を見失わない為の心強い味方になってくれます。

感想・レビュー・書評

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  • 100個の好きから自分をみてみよう!というコンセプト好き。

    だけどこれは、自慢話を100話読まされた感じ。

    例えば何らかのトラディショナルなもので気に入ったものや、たまたま実家にあった高価なものに触れた瞬間もこんな風に描写したら私だけの特別な儀式になるかのような。

    挙げられている"好き"が古典映画へのあこがれ過ぎた。
    しかし全部読むうち、著者は映画がとても好きで、それがベースになったカルチャーがあり、またメンズブランドやコンセプトが好きなんだろうなと感じたから、100挙げる価値は自己分析的にある。

  • 通販で買ったのに特にレビューも読まなかった自分もダメなんですが、自己啓発本だと思って購入したらどうやらそういうわけではなさそうでした。
    てっきり自分を棚卸ししてみよう、というような自己啓発本かと思いきや、著者の方が自身の好きなモノ100個について語っていく感じの本。
    特に好みに統一感があるというわけでもなく、本当に、「個人的な思い入れのあるもの~ほかの誰かが手にとるのをおすすめしているもの」まで、とにかくいろいろ並んでいる感じ。ホントに好きなモノを並べた、て気がする。「自分を整理するのに、挙げる情報はこれくらい雑多でもいいんだよ」という基準みたいなものを示したのかもしれないと思って読んでもみましたが、なんだかハイセンスなものばかりで、ただの主婦読者にはあまり現実味が持てず。…これは私の問題か(笑)
    著者の方のファンとかなら面白いのかもしれないけど、タイトルで買ってしまって間違ったなと思ってしまいました。

  • "人の「素敵」はそれぞれです。"と言っているわりに、自分のことを"趣味のいい人"と言う傲慢さ。この人らしさが出てますね。私は趣味悪いと思います。
    本を処分する時は絶対に捨てないと決めていますが、譲る価値があまりにもないので捨てます。

  •  こういうカタログっぽい本って、かつてはけっこうあった。片岡義男的な世界。
     ただ、素敵なものを、たくさん並べることは、本当に、その人の個性を表すものなのかどうかは、多少の疑問ありかな?

  • 案外著者さんの好みの話で終始終わった

  • 0041 2018/07/24読了
    「術」とあるけど、結局サブタイトルにたる好きなものを100に絞ってみる、ということだけ。
    自分の好きなもの100個って何だろうな。

    山崎さんの好きなもの100個がわかる本。
    結局他の指南本と似てる…?
    指南本と思って読んだ人には何だかなって感じだが、エッセイとしては面白い。
    獅子文六と片岡義男を読んでみようと思う。

  • 自分以外の人が好きなものをあげて何故それが好きなのか素敵だと思うのかその理由を述べていることを知って人生が豊かに楽しくなりそうだと感じるきっかけになった本。

    他にももっといろんな人の素敵、好きを知りたい。

    英文の本かっこいい。
    本物を普段使いするのかっこいい。
    だけどアクセは安いものでも遊び心のあるもの選ぶのも本当に好きなもの使いやすいもの選ぶのもいい。

  • 914.6

  • ただ単にオサレなモノだけじゃなくて、カルチャーも入ってるところが良いわ。ブルックスブラザーズのブレザー見に行きたくなった。

  • おしゃれな本でした。近ごろおしゃれとは無縁の生活をおくっているのですごくまぶしかったです 笑
    お洋服とかわたしには全然手の届かないものなんですが、やっぱり本や映画関係にはぐっと引きこまれるものが。
    わたしの好きなモノって100もあるかしら。この夏休みの自由研究にしちゃおうかな。

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著者プロフィール

コラムニスト・翻訳家。著書に『オリーブ少女ライフ』(河出書房新社)、『女子とニューヨーク』(メディア総合研究所)、『優雅な読書が最高の復讐である』(DU BOOKS)、共著に『ヤング・アダルトU.S.A.』(DU BOOKS)、訳書に『愛を返品した男』(B・J・ノヴァク、早川書房)、『ありがちな女じゃない』(レナ・ダナム、河出書房新社)、『カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ』(サリー・ルーニー、早川書房)などがある。

「2022年 『真似のできない女たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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