「イタリアの最も美しい村」全踏破の旅

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 81
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062192156

作品紹介・あらすじ

「最も美しい村」連合公認の234村を、5年かけて踏破! イタリアにはまだまだ日本人が知らない素敵な村がたくさんあるのだ!

感想・レビュー・書評

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  • ヘビーな本を読んでいたから、同時にこの本をペラペラとめくりながら癒される。
    どのページを見てもうっとり。
    なんて美しいんだろう。なんて絵になるんだろう。
    全部が全部絵本の中に出てくる世界のようだ。

    トスカーナあたりの美しさは映画でしばしば目にすることもあるけれど、北部にも中部にも南部にもそれぞれの個性的な風景が広がり建築物も様々。イタリア文化の奥深さがよく分かる。
    あー、行ってみたい。イタリア縦断したい。

    この写真集はシリーズ化しているのかイタリア編の前はフランス編らしい。見比べて楽しむのもいいかも。

    ところで、「日本で最も美しい村連合」の存在をしりHPを覗きに行った。
    うーん、確かに美しい風景が掲載されてはいるけれど、自然がおおいなー。美しい村って言うのとちょっと違うのでは・・・。
    自然や建物とそこに住む人々が混然一体となった村という単位で美しいとは言い難い。
    日本だと哀しいかな白川郷ぐらいしかないのかな。

    • vilureefさん
      ecottさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      そうですよね~、あるんでしょうね。
      八重山辺りだったら素敵な村がある...
      ecottさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      そうですよね~、あるんでしょうね。
      八重山辺りだったら素敵な村があると思うのですが・・・。もちろんおばあもおじいもいて。
      白川村はなぜか脱退していますよね。
      不思議義です。
      2015/08/28
    • ecottさん
      ほんとだ.白川村、脱退してますね…
      私の知り合いがこの連合に加盟しているとある村にかかわっているので、そこに行ったことがありますが、写真で...
      ほんとだ.白川村、脱退してますね…
      私の知り合いがこの連合に加盟しているとある村にかかわっているので、そこに行ったことがありますが、写真で見る以上の人と自然が調和した生活を見ることができました.たぶん、ただ単に行くだけじゃなくて、そこに住んでいる人と関わりがないと見えないんじゃないかと思います.もっと見せる、工夫はできそうですけどね.
      2015/08/29
    • vilureefさん
      ecottさん、こんにちは!

      そうですね、見せ方って大事ですよね~。
      手っ取り早くこの写真集のカメラマンが日本版も出版してくれると...
      ecottさん、こんにちは!

      そうですね、見せ方って大事ですよね~。
      手っ取り早くこの写真集のカメラマンが日本版も出版してくれるといいなぁと思います(*^_^*)
      2015/08/31
  • イタリアの美しい村全254村を踏破撮影。イタリアってけっこう山がちだなあと。それとも美しい村が山がちのところにあるのか。何か所かの村は村全体の遠景写真がある。家が密集して固まっている。日本の村というと田んぼに離れて、もしくは一本道に沿って、というイメージだが、ここの村々は家々が密集してしかも石づくりだから、全体が岩山と一体化してたり、村が要塞のようだ。実際に行くとどうなんだろう。名物料理の写真もあり。やはりパスタが多い。

    表紙はアブルッツォ州パチェントロ。パチェントロは内陸だがアブルッツォ州はローマのあるラツィオ州とは背中合わせでアドリア海に面している。

    アルベルベッロのすぐ近くの村、ロコロトンドが紹介されていた。あの三角屋根はアルベロベッロだけにあるのかと思ったら、周辺にあるらしい。ロコロトンドの中心部は普通の石づくりだが郊外に行くとあった。

    「イタリアの最も美しい村」協会は2001年設立。歴史的建造物の保全と修復、ツーリズム産業などを行い、村が加盟する。2014年現在234村が加盟。条件は人口1万5000人以下の自治体、中心部で2000人以下であること。遠くからみて美しい景観をもっている、教会や城壁など12~15世紀の建造物がのこされていること。伝統料理や伝統産物(陶器、織物など)が残されているなど。自治体から申請があるとローマの協会本部からの現地調査を経て決定される。

    「イタリアで最も美しい村」HP
    https://borghipiubelliditalia.it/

    「世界で最も美しい村」連合があり、
    日本でも2005年に「日本で最も美しい村」が発足した。
    https://utsukushii-mura.jp/

    2015.3.19第1刷 図書館

  • 図書館で借りたので、期間内に文章を全部読むことができなかったが、写真がとても綺麗だった。
    村を一巡してもただ一人の村人とも出会わなかった所も複数有ったようだ。
    そんな小さな村も、綺麗な花で飾られ、歴史を感じさせる美しく荘厳な教会があり、迷路のような石畳の道などなど、とにかく美しい。

  • 2022 テーマ展示「旅」展示図書
    京都外大図書館所蔵情報
    資料ID:607463、請求記号:293.7||Yos

  • 2015-4-4

  • 各村で食べたものなども載っていて、面白い。
    しかし、これだけの数の村を収録するから仕方ないのだろうけど、写真が小さくて勿体ない……!もっと大きい写真で見たいなあ、という場所がたくさんあった。

  • いつか、またイタリアの地に行きたいと思う。小さな村に魅力があるが、自分の目で確かめたい。羨ましい本です。読んでるうちにだんだん行きたい場所が絞られてくる。158ページ

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著者プロフィール

吉村 和敏
1967年、長野県松本市で生まれる。県立田川高校卒業後、東京の印刷会社で働く。退社後、1年間のカナダ暮らしをきっかけに写真家としてデビュー。東京を拠点に世界各国、国内各地を巡る旅を続けながら、自ら決めたテーマを長い年月にわたって丹念に取材し、作品集として発表し続けている。光や影や風を繊細に捉えた風景作品、地元の人の息づかいや感情が伝わってくる人物写真は人気が高く、全国各地で開催されている個展には、多くのファンが足を運ぶ。近年は雑誌の連載やエッセイ集の出版など、文章による表現の幅も広げている。2003年カナダメディア賞大賞受賞 2007年日本写真協会賞新人賞受賞 2015年東川賞特別作家賞受賞

「2023年 『美しい世界をめぐる旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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