- Amazon.co.jp ・本 (586ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062192170
作品紹介・あらすじ
「面白くて腹が立つ。まだ続きがあったとは!」と佐藤さとる氏に言わしめた『神の左手』三部作最終巻、ついに刊行!
感想・レビュー・書評
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やっと、やっと読み終わった。神の左手三部作の最終巻ってことで読み始めたが、とにかく読みにくい、いや、読み辛い。気の利いたウィットか知らないが、ストーリーに関係ない文章が多すぎる。ストーリーを進めたくても、文字量を埋めるためとしか思えないような、気の利かない気の利いたふうの文章が羅列されるのみ。せっかくストーリーはダークファンタジーとして優れているのに。巻末の(付録」と言う名の物語の中の物事も興醒めなだけ。1、2巻の遺産を食い潰してしまった。残念。
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予想通り憂鬱なラストではありましたが、こんな感じで終わってほしいという希望がそのまま叶えられていてスッキリはしましたわ。かなり宗教的というか反クリスチアニティー的というか、非常に興味深いジュブナイル小説です。ていうか、小学生以下の子供には少しナニかと思います。高校生以上向きといっておきましょう。聖人伝説ちゅうのはえてしてこんなもんではなかろうか思ってしまった、とマンマと作者にノセられた感あります。おもしろかった。
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2015.02.11
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ようやく読み終えた三部作。
圧倒的強さを持っている(に見えた)ケイルがどんどん衰弱する姿と、それでもいろいろな人にさまざまな形でのぞまれている姿が対照的でなんともいえない。
最初読んだときはまったくのファンタジーかと思っていたら、中世ヨーロッパ(かな?)をモデルにしていた。
宗教とか。気付かなかったのは馴染みがないからかなぁ。
個人的にはまあまあな終わり方。