- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062194860
感想・レビュー・書評
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登場人物は全体的に好きになれませんでしたが、オチには驚愕しました。
珍しく綺麗な終わり方だなーと油断していたら...。
キャラにあまり魅力がなく、さーっと読める内容だからこそ、最後の最後で落とされました。
リバースという意味がわかります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
◎謎を解いた後、最後の一文さえなければ。
「深瀬和久は人殺しだ」
この手紙が来たということは、あの事件のことを知っている誰かが、動き出したに違いない。そうして始めた犯人探し。
あの時死んだ彼の実家にも行き、知っている人がいないかを探し回った。
しかし、最後に迎えた結末は。
最後の一文さえなければ、仲間たちの淡い悲哀だけで終わったのに。
そこまで人間の心情をどうして描写しなければならなかったのか。
ここに湊かなえ作品の面白さがあったのではないかと思う。
今回もなかなか読み進めるのはハードだった。でも、一度読み始めると止まらなくて、だいたい3時間くらいでイッキ読みしてしまった。
湊かなえ作品を読み終えた時のドキドキは、何度読んでも慣れない。
この作品も、例外ではない。 -
湊かなえリバース、これは面白いって本を年間100冊くらい読むお母さんが言ってた。暫定今年イチらしい。てことで読んでみたら、広沢の人間性に尊敬すると共になんとなーく結末が見えしまって、我慢できなくてお母さんに聞いたらやっぱりそうだった。わかっちゃったわぁと思いながら読んでいると、とんでもないサプライズが最後の1行に仕掛けられていた。キミ悪くて鳥肌がたった。いい意味で後味悪い最後だった。面白くて1日で読んだ。これは最後の1行大賞があれば受賞するような作品だわ。
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ドラマのNのために、が面白かったので、湊かなえさんの他の書籍が読みたくなり、読んでみました。
色々推理しながら読んだつもりだったに、全く予想外な結末。
面白い作品でした。
他の湊かなえさんの書籍も読みあさろうとおもいます! -
最後の最後「うっわぁ…」と声が出そうになった。あれとあれがキーになるのかな?って、読んでる途中までは思ってたのに最後、油断してた所をあっさり刺された。重苦しく陰鬱に、だけど少しの暖かさをかいま見てどん底まで突き落とす。癖になる後味の悪さ。湊かなえ節炸裂です…。
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油断してた。本当に油断してた。
最近あまり読後感の悪い湊作品を読んでいなかったから、
ラスト2ページの衝撃でしばし呆然としてしまった。
そうきたか、そうくるか、そしてそこで終わるか…。 -
大学時代に亡くなった仲間と行動を共にしていた研究室のメンバーに、脅迫じみた手紙が届く。その謎を追ううちに、主人公の自責の念が徐々にふくらんでいく。
途中の伏線は比較的目にとまりやすく、漠然と予測はつくが、それでも結末は衝撃的。
でも、それよりも終盤の様々な人たちの告白により、複雑な人間関係が明らかになるにつれ、主人公も含め周囲の人たちの苦悩する姿が痛々しく、印象に残る。人間の弱さや認めたくない部分を、情け容赦なくえぐり出すのが作者のお得意分野だと再確認した。
途中、幾度となくコーヒーの香りが漂ってくるような気がして、恋しくなった。そして読後は、タイトルと表紙に納得。なるほどね。
追記 翌日、近所のコーヒーショップに行ったら、何とメニューに数量限定のはちみつミルク珈琲が! 迷わずオーダー、上品な甘さで美味しゅうございました。 -
うっわー。最後の1ページでこんな読後感にさせるとは、さすが湊かなえ!まさかここまでズーンとくる感じにしてくるとは…まさに、どんでん返しってやつだなぁ…ううむ。
それはそれとして…この本読んでいるとコーヒー飲みたくなる。あと蜂蜜トーストも食べてみたくなるし、蜂蜜入りコーヒーも飲んでみたい。表紙が内容にぴったり。いろんな意味で。 -
読後直後の感想。すごいイヤミス。
最近湊さんでもイヤミスの感じではなかっただけに、イヤミス感ひとしお。
後半に謎ときが判明してくるけど、最後の最後の衝撃は・・。辛いなぁ。
読み応えあります。美味しいコーヒー飲みたい。美味しいコーヒー屋さんに行きたい。 -
うーわ。久しぶりの本家、ある意味でのイヤミスを読んだ感じ、、、
正直犯人はすぐ読めたし、普通に面白い程度で終章まで読んでたのですが……最後の一ページ、ほんとやられた。鳥肌立ちまくり。大どんでん返しというか。うわー。うわーうわーうわー。後味悪いなーゾクゾクする。
いまや大どんでん返しミステリーはイニシエーションラブが有名ですが、わたしはこっちの方を推しますよ。
親友だと思っていた彼の本当の死因を知った深瀬の今後を思うとやりきれない。うわー。ちょっとやばいなこの小説。湊かなえさんの本で告白の次に印象深い作品になった。
そして通勤で読んでて無性にコーヒーが飲みたくなったのでコーヒー買って出社しました笑 -
おいしそうなコーヒーの描写が多く、薫り高いコーヒーを飲みながら読みたくなる。が、本作はそんな穏やかな内容ではないのがまた良い。「人殺し」と名指しされた手紙が届き犯人捜しをする主人公。と、同時に亡くなった友人の人となりも知っていく。「よく知っている」と思っていた相手でも知らない一面があり、人によって見方の変わる部分もある。最後の一行は衝撃的だった。まさかそんな風に終わるなんてと。
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人の人生は線ではなく点の重なり合いなんだな
出会いがあり別れがある。
いろんな自分がいる。人から見た自分も。言葉にしないと伝わらない。
ラストは辛い -
最後の一文に衝撃を受けるってこういうことを言うんだって初めて納得した。ドラマ観たことあるけど大分昔の話だけど、所々原作とドラマの違いを楽しめて良かった。湊かなえやっぱりいい!
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ドラマを見て内容がわかっていたのに
ページをめくる手が止まらずあっという間に読破
ドラマ見ずに小説を先に読みたかったと激しく後悔。
自分が広沢を殺したと知った深瀬は
この後どう生きていくんだろう…
本当に湊さん、すごすぎます -
あ〜〜〜いやな気持ち。これぞ湊かなえ、、
最後の最後に見た目は全然痛くなさそうなゆっくりした重いパンチを喰らわされたような感じ。
でもどうしてもユートピアと比べちゃうんだなあ、すみませんが-1星。 -
ミステリーかと思ったら、ミステリーでなく感動の人間ドラマだったかと思ったら、ミステリーだった。
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どんでん返しありの小説
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えーーーこれは…って、声が出ました。湊かなえ作品ってかんじで最高。