クラウド・ナイン

著者 :
  • 講談社
2.96
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本棚登録 : 69
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062197076

作品紹介・あらすじ

「人々に軽いめまいを起こさせるような事象を創らなければ、我々も先には進めない」

検索エンジンサービスとビッグデータを軸に急激な成長を遂げ、世界に3万人の雇用者を抱える巨大企業「オッド・アイ」。創立者でカリスマ経営者のブルーノ・マーニーの元には、あらゆる分野の最先端情報がもたらされ、それが新たなビジネスと巨額のマネーに繋がっていく。ブルーノの娘アリシアの「元」婚約者の木挽橋隆一は、社内でお茶を挽いていたが、リストラをかけてある調査を命じられる――。

“人工血液”、“気象兵器”といった「神の領域」に到達するための「最先端技術」を巡って交錯する、巨大企業、国防総省、インターポールの思惑。ヒトは、技術は、神を越えられるのか――“今を生きるあなたのための”国際科学ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • 2018.1 龍の契りを超える作品は出てこないのかなぁ。

  • 本編の基になったと思われる掌編に続き始まる本編。
    どちらも面白く、久々の服部真澄作品を楽しみました。

  • 2016 1.28

  • 人造血液。発電衛星。
    の話。人間が描かれていなくてイマイチ。

  • 現代らしい業界が舞台で、イメージしやすい。
    面白かったのは。前半の「ブラッド・ゼロ」。
    主人公に課せられた任務と、別視点の輸血。
    別々に見える話がどうやってかかわっていくのか。
    引き込まれるストーリー展開だった。
    スケールがは大きいが、さくさく読める。

  • 途中までの盛り上がりが、あっという間に蒸発する。

  • 主人公が誰なのか(確かにいるのですが)曖昧なまま、終わったような気がした1冊でした。
    期待できる始まりだと思ったので、残念。

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。95年に刊行したデビュー作『龍の契り』が大きな話題となる。’97年『鷲の驕り』で吉川英治文学新人賞を受賞。以後、豊富な取材と情報量を活かしたスケールの大きな作品を発表し続けている。他の著書に『KATANA』『ポジ・スパイラル』『エクサバイト』「清談 佛々堂先生」シリーズ、『天の方舟』『深海のアトム』『夢窓』などがある。

「2020年 『令和版 全訳小説 伊勢物語 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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