若様とロマン

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 370
レビュー : 55
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062200257

作品紹介・あらすじ

一見平和そうに見える明治の世の中に、不穏な空気が漂いはじめていた。
数年以内に”戦争”が始まるかもしれない――。成金のひとり、小泉琢磨は、戦へと突き進む一派の意向をおさえるべく、動いていた。が、このままでは開戦派のやりたいようになってしまう、そう懸念した琢磨は、今いる仲間以上に人を集めようと考える。そしてその秘策がなんと、「若様たちのお見合い」だったのだ!
お見合いをさせ、縁組みをし、開戦派に対抗する同士を増やそうというその魂胆、果たして?!
若様組シリーズ最新作、ついに登場!

感想・レビュー・書評

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  • 今回は若様組にお見合いの話が続々と来る!あらあら、意外にするすると纏まるじゃないの(*^^*)♪と思っていたら、振られる若様もあり(^^;)微笑ましい気持ちで読んでいたら、なんとお見合い話には裏があった(゜゜;)まぁ小泉琢磨の気持ちも分かるけれどね(^_^;)ミナと沙羅のその後が気になるわ~(-_-;)

  • このシリーズこれで終わりなのかな?
    開戦の2文字がちらついてきな臭い流れになるかと思いきや見合い連続で笑った。
    長瀬はやっぱ沙羅のこと諦めきれなかったけど、振られちゃったな。
    あやめと縁ができたしもしかしたら…?
    園も琴子さんといい感じになりそうかな?

    沙羅と言えば、渡英しちゃったな。
    あの行動力は凄い!
    渡英良いなぁ。
    なんとなく沙羅はバリバリ仕事もするだろうけど、ミナが渡米したし、最終的にはミナと結ばれそう。
    それにしても手紙のトリックには気付かなかった。
    若様達頭いい。
    手紙の内容が漏れることを想定して、手紙をリアルタイムでやり取りさせていると見せかけてその間で沙羅を渡英させるとはねぇ。

    落とし所もいいし、これでおしまいなのかな。

  • 相変わらずのチームワークで、大人たちの無理難題も乗り越えて行きます
    でも、結局、自分たちが無自覚に直面している限界に、立場に、大人の思惑がプラスされて、力業で動かざるを得なくなった、って感じなんですよね。
    だから、最後の顛末は納得です。
    願わくは、次のステップへすすんだみんなが、どんな風になって帰ってくるのか。乞う続編!
    ここで、幕切れても文句はないんだけど、もう少し読みたいなー
    真次郎さんの活躍をもっと見たいです。

  • 若様組シリーズ。
    波乱万丈であっても時間だけは変わらず過ぎていくものなのですなあ。
    と、しみじみ思いました。
    皆、大きな岐路に立たされ、変わるもの変わらぬもの。
    いや、変わらないままではいられない。
    そしてこの先に待ち受けているものはといえば、どうしようもない歴史の事実なのですよなあと。
    明治大正浪漫を描く作品は多いですし、私も好きなのですが、その先にあるものを考えると時が止まれば良いのにと思ってしまうわけです。

    面白かったです。

  • 若様シリーズ三作目。相変わらずの若様たちの活躍が楽しいのですが。今回は時代の推移に伴ってのそれぞれの転機も描かれていて、かなりシリアスな部分がありました。やはり「戦争」の影は重いよなあ……。
    若様たちのお見合いに関して起こる様々な騒動とその解決に関しては、気楽に楽しめました。いやいや、さらっと流しているけれど若様たち凄すぎじゃないですか! と思うことしきり。にしても本当に、なぜみんなよりにもよって園山にかかっていっちゃうんだろう(笑)。

  • 時代は移り、富国強兵の時代の明治に変わりつつあるのでしょう。
    物語りは戦争へ走り出そうとする国のために、若様組に降りかかった災難が見合いだというもの。
    これまで幕末を抱えてきた彼らが未来へ向かう物語だと思いましたねぇ。
    これでシリーズは終わってしまうのかなぁ。

  • 内容紹介
    一見平和そうに見える明治の世の中に、不穏な空気が漂いはじめていた。
    数年以内に”戦争”が始まるかもしれない――。成金のひとり、小泉琢磨は、戦へと突き進む一派の意向をおさえるべく、動いていた。が、このままでは開戦派のやりたいようになってしまう、そう懸念した琢磨は、今いる仲間以上に人を集めようと考える。そしてその秘策がなんと、「若様たちのお見合い」だったのだ!
    お見合いをさせ、縁組みをし、開戦派に対抗する同士を増やそうというその魂胆、果たして?!
    若様組シリーズ最新作、ついに登場!

    内容(「BOOK」データベースより)
    開戦前夜、若様たちに降りかかった災難―それはお見合いだった!『アイスクリン強し』『若様組まいる』に続くシリーズ第3弾登場!

  • 若様達が反戦争派の味方を増やすためお見合いをさせられていく。

    最後の方のさらさんの言葉が印象的だった。女性から男性とお話ししたいと言うことさえ躊躇われる世界で、「添う相手は自分で決めます」とピシャッと放ったのがカッコよかった。

  • 若様組シリーズ(現時点での)最終巻。うっすら見える戦争の影と若様たちのお見合い祭り。どの若様も格好いい。強い若様素敵。
    渡米する仲間あり、結婚する仲間あり、長瀬もこれからどうしていくのか、道をたがえても仲間思いの若様たち。戦争に突入しそうで不安だが、いつか続きが読みれば嬉しい。

  • 若様組始めそれぞれが人生の岐路に立たされた回でした。
    伴侶を得る者、再出発する者、未来をみる者、巣立ちに慌てる者などなど。
    時代が時代なだけに、今の私たちより一つの決断が文字通り人生を左右するんだろうな。
    それでもお互い叱咤激励して支え合っていく若様組が微笑ましい。

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プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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