フェラルズ3 白き傀儡の逆襲

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062206433

作品紹介・あらすじ

アニメ&映画化で話題独占の大ヒットマンガ『テラフォーマーズ』原作の貴家悠先生が驚愕! 「カラス!クモ!毒蛇!ゴキブリ!!そして人間ッ!! 街の存亡を懸けた“いきもの大戦争”、開幕ゥゥッ!!!!」

最大の児童書見本市、ボローニャ・ブックフェアにおいて35ヵ国の出版社が翻訳出版に名乗りを上げ、Fox 2000が映画化権を取得した、話題のダーク・ファンタジー。
「スピード感があって、どんどん読める」「伏線がうまく張られている。よくできたファンタジー」(Amazon UK)/「動物と暮らしてきた主人公が、少女との出会いで人間本来のコミュニケーション能力を取り戻していくところが、よく書けている」(Amazon US)

〈フェラル〉とは、動物と意思を通わせることができ、彼らを自在に操れる能力者――。一子相伝のその能力は、ある者たちには能力を持たぬ人間たちを支配する欲をもたらし、また、ある者たちには均衡と平和を強く希求する心をもたらした。そして、彼らの間に生まれた深い溝は、“ダークサマー”と呼ばれる、最悪の連続犯罪のかたちでブラックストーンの街を襲ったのだった――。

忌まわしき夏の終わりから8年後のブラックストーンを舞台に、この物語は始まる。

〈カラスのフェラル〉に代々受け継がれてきたミッドナイト・ストーンを使い、“ハエの女王”は刑務所に投獄されていた犯罪者を集めて、新たに〈フェラル〉の能力を与えた。女王を倒したコーだったが、逃げ出した犯罪者たちは、その能力を使って犯罪を繰り返していた。彼らに銀行強盗の計画があることを突き止めたコーたちは、犯行現場で〈ヒョウのフェラル〉、〈バイソンのフェラル〉と戦い、絶体絶命のピンチに陥るが、窮地を救ったのは、“ダークサマー”をジョーカーたちと戦い抜いた、〈コヨーテのフェラル〉だった。
“ハエの女王”の娘で意識不明だったはずのセリナが病室から消え、一連の〈フェラル〉の犯罪の裏で、新たに糸を引く者の存在を感じるコーたち。しかし、見えない真の敵に翻弄され、コーの仲間たちの間には、疑心暗鬼の心が芽生え……。

著者プロフィール

覆面作家で、アメリカの大都市に在住。物語の筋を空想しながら、深夜の都会を歩き回るのが趣味。
動物(とくにカラス)が大好きで、よく話しかけるが、コーのようにカラスと話せるかどうかは内緒だという。

「2017年 『フェラルズ3 白き傀儡の逆襲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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