増補版 「フランスの最も美しい村」 全踏破の旅

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062206907

作品紹介・あらすじ

「最も美しい村」の発祥の国フランスがさらにパワーアップ!新たに10村を加え、吉村和敏が魅力あふれる村を歩き、撮る!

感想・レビュー・書評

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  • 2004年に「フランスの最も美しい村」という認定制度があるのを知り、すべての村に足を運び自分の目で確かめたくなり、2005年春、単身フランスに旅立つ。4年半にわたる旅の末、156村全踏破を終える。2009年の版に最新の村情報を加えた増補版。

    ベルギー版とちがい、フランス版では食事はほとんど載っていない。が、村々ではレストランに寄り、民泊に泊まり、村人とは身振り手振りで声をかわしたとある。ただ国が大きいので、ドイツに近いアルザス地方では木の枠の入ったドイツ風の家になったりしている。・・しかし美しい村だからそうなのかもしれないが、統一された家々の外観だ。

    表紙はコンク村(ミディ・ピレネー地方)
    ロット渓谷にあるコンク村はスペインのサンディアゴ・デ・コンポステーラに向かう巡礼の街道の重要な休憩地。


    吉村氏の本
    「フランスの美しい村」全踏破の旅 2009.10
    「イタリアの最も美しい村」全踏破の旅 2015.3
    「ベルギーの最も美しい村」全踏破の旅 2016.5.23
    増補版「フランスの最も美しい村」全踏破の旅 2017.7.20
    「スペインの最も美しい村」全踏破の旅 2020.2


    美しい村認定:地方の村の保全と活性化を目指して設立
    1982年:「フランスの最も美しい村」
    1984年:「ベルギー(ワロン地方)の最も美しい村」
    1998年:「カナダ(ケベック州)の最も美しい村」
    2001年:「イタリアの最も美しい村」
    2005年:「日本の最も美しい村」
    2011年:「スペインの最も美しい村」


    2017.7.20第1刷 図書館

  • 石灰岩などの石の多用

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著者プロフィール

吉村 和敏
1967年、長野県松本市で生まれる。県立田川高校卒業後、東京の印刷会社で働く。退社後、1年間のカナダ暮らしをきっかけに写真家としてデビュー。東京を拠点に世界各国、国内各地を巡る旅を続けながら、自ら決めたテーマを長い年月にわたって丹念に取材し、作品集として発表し続けている。光や影や風を繊細に捉えた風景作品、地元の人の息づかいや感情が伝わってくる人物写真は人気が高く、全国各地で開催されている個展には、多くのファンが足を運ぶ。近年は雑誌の連載やエッセイ集の出版など、文章による表現の幅も広げている。2003年カナダメディア賞大賞受賞 2007年日本写真協会賞新人賞受賞 2015年東川賞特別作家賞受賞

「2023年 『美しい世界をめぐる旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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