キネマの天使 レンズの奥の殺人者

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 101
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062208765

作品紹介・あらすじ

Q.スクリプターとは?
A.映画の撮影現場で、フィルムを繋ぐときに矛盾が出ないように、役者の動き・衣装など映像に写るすべてを記録&管理する仕事。

スクリプター・東風亜矢子。ベテランの多い映画業界ではまだまだ若手。人気映画監督が率いるチームで、現場全体を冷静に眺めることができるスクリプターゆえに、トラブル解決に奔走する日々だ。カメラマン、録音技師、照明……職人気質のスタッフたちと、強烈な個性をもった役者たちと共に取り組む新作撮影もこれからが佳境――という最中、アクションシーンに欠かせないスタントマンが刺殺されてしまう。一体誰が、何のために!?

感想・レビュー・書評

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  • 映画製作の裏側のドタバタとそれに付随して起こった殺人事件を、スクリプターの目線で描く。
    中高生向けかな。

  • 赤川先生らしい、軽妙な語り口で展開されるキャラクターミステリ本。
    普段あまり本を読まない層にもオススメできそうな小説です。
    昔も今も映画撮影の現場は修羅場ですね(^◇^;)
    亜矢子のハードワークぶりに「大変だなあ……」と思いつつも、豪胆なキャラなので見てて気持ちいい。
    女は強し!!
    たまには楽しい本を読みたい人にオススメです。

  • 亜矢子が杉原爽香とダブってしまう。

    ま、赤川作品お馴染みの女性だけど。

  • スクリプター・東風亜矢子。人気映画監督の率いるチームの撮影現場で働いている。
    ある日、スタントマンが詐害され、亜矢子も事件に巻き込まれていく。
    (スクリプターとは、映画の撮影現場で、フィルムを繋ぐときに矛盾が出ないように、役者の動き・衣装など映像に写るすべてを記録&管理する仕事。)

    明るくて陰惨でなくて、赤川次郎はいいなと思う。
    (図書館)

  • 32歳の東風亜矢子は、人気映画監督の率いるチームの撮影現場でスクリプターとして働いている。そんなある日、アクションシーンに欠かせないスタントマンが刺殺され、彼女自身も事件に巻き込まれていく。

  • スクリプター・東風亜矢子。
    ベテランの多い映画業界ではまだまだ若手。
    人気映画監督が率いるチーム“正木組”で、現場全体を冷静に眺めることができるスクリプターゆえに、トラブル解決に奔走する日々だ。
    カメラマン、録音技師、照明…職人気質のスタッフたちと、強烈な個性をもった役者たちと共に取り組む新作撮影もこれからが佳境―という最中、アクションシーンに欠かせないスタントマンが刺殺されてしまう。
    一体誰が、何のために!?
    ニューヒロインにして名探偵は、映画について何でも知ってるスクリプター!
    (アマゾンより引用)

    赤川作品にしてはなんとかまとまってたって感じ(笑)

  • いい意味で、リアリティのない、現実離れした登場人物や展開が、他人事で読めるのがいいよね赤川次郎作品。
    主人公は映画製作のスクリプターの女性、親や出会う人の設定が、いやいやそんな都合よく、、、ってかんじなんだけど、さくさく読めて後味さっぱりというかんじ。ひとがしんでもぜんぜんショック感のない、2時間ドラマを見るようなかんじ。すごいなあと毎回思う。ひさしぶりに読んだけど近著の欄をみて多筆ぶりに驚く。三姉妹シリーズとか小学校の頃ハマったなあ。東野圭吾さんとかと並んで、読んだことないひとはいないんじゃないだろうかと思う有名作家さん。いつまでも作品を世に出し続けてほしい。

  • 2時間ドラマにできそう。面白い。

  • 読みやすい作品だった。
    主人公が明るくて好感がもてる。
    最後はグダグダな感じで、いまいちすっきりしなかったけど。赤川作品ではありがちだし。



    Q.スクリプターとは?
    A.映画の撮影現場で、フィルムを繋ぐときに矛盾が出ないように、役者の動き・衣装など映像に写るすべてを記録&管理する仕事。

    スクリプター・東風亜矢子。ベテランの多い映画業界ではまだまだ若手。人気映画監督が率いるチーム<正木組>で、現場全体を冷静に眺めることができるスクリプターゆえに、トラブル解決に奔走する日々だ。カメラマン、録音技師、照明……職人気質のスタッフたちと、強烈な個性をもった役者たちと共に取り組む新作撮影もこれからが佳境――という最中、アクションシーンに欠かせないスタントマンが刺殺されてしまう。一体誰が、何のために!?

  • 面白かった。テンポよく話が進んで飽きさせなかった。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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