だいじょうぶ だいじょうぶ (講談社の創作絵本)

  • 講談社
4.14
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本棚登録 : 1258
レビュー : 168
  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062528634

作品紹介・あらすじ

おじいちゃんと散歩しながらわかったこと。道ばたの小さなものにも声をかけるおじいちゃん。楽しい散歩をしながら不安なことや怖いものも知ったぼく。ぼくはこのままちゃんと大きくなれるんだろうか? 生きていくためのしなやかな強さを育む、心にしみる絵本です。


小さなぼくが不安な気持ちになると、いつもおまじないの言葉で助けてくれたおじいちゃん。生きていくためのしなやかな強さを育む、心にしみる絵本です。

どくしゃのみなさんへ
おじいちゃん、おばあちゃんをさそって、みんなで、さんぽにでかけよう。ゆっくり、のんびり、あるいていけば、ほら、ぼくらのまわりは、こんなにも、たのしいことがあふれてる。――いとうひろし

日本図書館協会選定図書/講談社出版文化賞絵本賞

感想・レビュー・書評

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  • 同じお年寄りでも、絵本の中のおばあちゃんたちはひたすら明るくたくましく、時にぶっ飛んでいる。
    ところがおじいちゃんたちは、優しさがきわだっていて存在にはそこはかとない悲しさが漂う。
    男子と女子の違いは、年をとるとますます詳らかなのか?!

    多くの人がお薦めするこの本も、優しい優しいおじいちゃんが登場する。
    ハンディサイズでコマ割りも細かいため、読み聞かせには残念ながら不向き。
    更に言えば、これというストーリーは無し。
    小さなボクとおじいちゃんの日常が、淡々と進むだけ。
    ただ、読んでいると自分も小さなボクになる魔法をかけられる。
    祖父母に見守られていた、幼い頃の自分に。
    なので、親子での家読みに良いかもしれない。

    小さな頃って、家の周りを歩くだけでも冒険になる。
    不安も危険も不可解なことも、この世にはいっぱいあることを、ボクはその散歩から学ぶのだ。
    でもおじいちゃんはいつも「だいじょうぶ だいじょうぶ」と言ってくれる。
    その安心感の中で育ったボク。
    すっかり成長したボクは、今度はおじいちゃんにその言葉をかける番。
    だっておじいちゃんは、、、

    死は誰の隣にもあるもので、その順番は分からない。
    ただお年寄りの方が、順番が早くなる可能性は高い。
    だからせめて、自分がしてもらったように、大きな安心感を与えたい。
    こんな小さなボクでも、おじいちゃんがくれた「安心」をお返しできるのだ。

    裏表紙には、おじいちゃんの届けるための花束を抱えたボクがいる。
    幸せな思い出は、こうして引き継がれて行くんだね。
    出来れば6,7歳くらいから。

  • 講談社社員 人生の1冊【65】これ以上の言葉が見つからない、いい本『だいじょうぶ だいじょうぶ』|今日のおすすめ|講談社BOOK倶楽部
    https://news.kodansha.co.jp/5999

    『だいじょうぶ だいじょうぶ』(いとう ひろし)|講談社BOOK倶楽部
    https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000191402

  • 怖くて泣いていたら読み友さんが紹介してくれた本(感謝!)。そういえば絵本ってほとんど読んだことなかったな。短いページ数ながら完成度が高くて、詩のような読後感。ふと、ちびまる子ちゃんのおじいちゃん友蔵が実際は冷たく意地の悪い大人だったという話を思いだす。現実には優しいおじいちゃんはいないし、病気はわりと治らないし、「大丈夫」と言う他人を信用するとひどく騙されたりもするけれど、それでも別の物語を語る力がレジリエンスに繋がるのかもしれません。

  • 子どもが2歳の時に義父が亡くなったので、読んだ時に号泣しました。そっと本棚に置いてくれた、保育園の先生に感謝。

  • 3歳の息子にはすこし難しい内容ではありますがとてもいいことが書かれてあります。
    だいじょうぶだいじょうぶ。この言葉は子供から大人までほっとする共通の言葉ですね。

  • だいじょうぶだいじょうぶ
    なんかあったらこのことばを
    おもいだそう

  • 大丈夫、大丈夫、私の好きな言葉

    参考
    タイ マイペンライ
    中国 モーマンタイ
    英語 ダズンマター

  • 前も読んだことがあるが、改めて読んでみて、物語の細部に魂は宿ることを実感した。やさしさの伝承。大型判もあったのは納得。

  • ぼくが今よりずっと小さくて、おじいちゃんは今よりもっと若かったころ、毎日毎日いろんなことがあって、時には困ったことや、心配なこともいっぱいあった。
    でもそのたびにおじいちゃんは「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と呪文のように言ってくれた。
    その言葉にぼくはどれだけ助けられたか・・・

    月日はたって、ぼくはあの頃より大きくなり、おじいちゃんはずいぶん年を取った。
    今度はぼくがおじいちゃんに行ってあげる番だ「だいじょうぶ、だいじょうぶ」

    いとうひろしさんのお話は呼んだあと本当に心が温かくなります。
    最後のほうで読んでいて、ぐっときてしまい声が詰まりそうになりました。いけない、いけない。

    平成26年7月1日  4年2組

  •  いとうひろしさんの絵本に「だいじょうぶ だいじょうぶ」というのがあります。

     登場するおじいちゃんはぼくに「だいじょうぶ だいじょうぶ」と言ってくれる。頑張れ、ではなく今のありのままのぼくをだいじょうぶ、だいじょうぶと励ましてくれる。

     オイラ、そんなおじいちゃんみたいに、娘たちそのものを受け入れられるだろうか?色々なものを望みすぎていないだろうか。

     何が大事かって、子ども自身が希望を持って生きることなんじゃないかなあ、と柄にもなく真面目なことを言ってみるのであります。

     ネタバレ防止のため具体的には触れませんが、最後の場面もなんとも泣けます。

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著者プロフィール

1957年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業。独特のユーモラスであたたかみのある作風の絵本・挿絵の仕事で活躍中。おもな作品に、「おさるのまいにち」シリーズ(講談社刊、路傍の石幼少年文学賞受賞)、「ルラルさん」シリーズ(ポプラ社刊、絵本にっぽん賞受賞)、『学校へ行こう ちゃんとりん』(理論社刊)、「ごきげんなすてご」シリーズ、「フウちゃんクウちゃんロウちゃんのふくろうがっこう」シリーズ、『ふたりでまいご』『ねこと友だち』『ねこのなまえ』『マンホールからこんにちは』『あかちゃんのおさんぽ①②』(以上徳間書店刊)など多数。

「2021年 『ぼくのバス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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