忘恋奇談 (講談社X文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062554640

作品紹介・あらすじ

『蛇が来る。怖い!』押屋女子学園高等部の生徒が二人、謎の言葉を残して死んだ。二人に共通しているのは、こっくりさん遊びに熱中していたこと。調査に赴いた天本は、水田桐枝という生徒を見て驚いた。昔の恋人で悲惨な死をとげた霞波と生き写しなのだ。桐枝は事件と関係があるのか?そして敏生は天本の悲しい過去を知ることに-。

感想・レビュー・書評

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  • 9巻目。

    ようやく尾上八穂再登場。
    阿川先生も。
    ふたたび押屋女子学園高等部で事件です。

    上の方からあえてタブーを侵し再度の潜入捜査の指示が。
    そして連れていってもらえなかった敏生は大ショックで家出してしまい森の災難は始まる。
    さらにそして、ついに明かされる森と霞波さんの過去。
    まあ、思っていたほど悲惨ではなかったような気も(あれでも)。

    (2006年11月25日読了)

  • 天本さんの過去に決着ついたところかな

  • 9

  • 保護者な龍村先生が好きだなあ。

  • 『蛇が来る。怖い!』押屋女子学園高等部の生徒が二人、謎の言葉を残して死んだ。二人に共通しているのは、こっくりさん遊びに熱中していたこと。調査に赴いた天本は、水田桐枝という生徒を見て驚いた。昔の恋人で悲惨な死をとげた霞波と生き写しなのだ。桐枝は事件と関係があるのか?そして敏生は天本の悲しい過去を知ることに―。
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  • 何とも言えない暖かさというか、幸福感というか。そういうものに浸れるこの1冊。
    今回の舞台は泣赤子奇談でお馴染の押屋女子学園。「蛇が来る」と怯え、死んでしまった2人の生徒の死の真相を突き止めるのが今回の仕事内容。しかし、その依頼のせいで、敏生と天本さんに大きな転換点が訪れることになり…。
    ようやく霞波さんの死の真相を語った天本さんと、その話を受け入れた上で、それでも天本さんが好きだと告げる敏生。そんな2人の姿に思わず幸せ気分に浸ってしまいました。
    でも、そんな幸せ気分に浸れたのも束の間、蛇の呪いの謎を解明した天本さんが大変な事態に見舞われます。
    それを乗り越えた上での2人の関係に、ラストはホントのホントに幸せ気分に浸れました。

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著者プロフィール

作家。監察医。講談社ホワイトハート「人買奇談」にてデビュー。代表作は「鬼籍通覧」シリーズ、「奇談」シリーズ(講談社)、「最後の晩ごはん」(KADOKAWA)、「時をかける眼鏡」(集英社)など多数。

「2023年 『妖魔と下僕の契約条件 5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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