華胥の幽夢 十二国記 (講談社X文庫)

著者 :
制作 : 山田 章博 
  • 講談社
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本棚登録 : 4750
レビュー : 278
  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062555739

感想・レビュー・書評

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  • 戴国王驍宗の命で漣国へ赴いた泰麒を待っていたのは。芳国王仲韃への大逆の張本人月渓に慶国王陽子から届けられた親書とは。才国の宝重華胥華朶に託された理想の王国への憧憬の行方は。そして、陽子、楽俊、十二国はいま―。あなたの心をふるわせ胸を熱くする十二国記珠玉の短編集。
    「BOOK」データベース より

    いろんな教訓がつまっている一冊.

  • それぞれ懐かしい人たちが出てきて、読んでて楽しかった。「華胥の夢」で批判するのは簡単だが答えがわからないのなら批判する権利はない?的なところがあって、すごく感動した。確かに自分もしてしまっているような気がする。最後の章で、利公が慶は楽しみだと言っていて、安心した…。奏の人たちは協力しあってるからこそあの国ができていて、雁は延王や延麒が部下たちを信用してるからこそあの国ができているのだと思う。どの国もそれぞれのやり方を自分たちで見つけて国をつくっている=個性も協調性も大事なのかなぁと思った。

  • (もう何度も読んでいるのだけれど、新潮社から再刊されるので十二国記シリーズを再読しているところ。)
    しかし、これを読んでしまえば、
    十二国の続きが(Yomyomに掲載されている短編しか)ない。
    泰麒の、泰王の、ひいては戴国の行方は?
    己の身の丈を知っている陽子は、慶国をどういうふうな国にしていくだろう?
    気になることは多すぎて、悶々とすること必至。

    そう思うと、なかなか手が伸びないのです……

  • 再読
    実は初の短編集
    と思うのはこれまでの作品が短編くらいの筋立てを長編に引き伸ばして
    いや「伸ばしている」のではないのだろうから「伸びている」か
    とにかくそんな感じだからにしか思えない
    最初の『月の影影の海』は出来ていたことがなぜできないのか
    この巻も短編でありながらどれも無駄に長い
    そこまで丁寧に説明しなければ読者が了解できないと思っているのかと言いたくなる
    舞台背景を題材に歴史ものふうなお話になっているが
    『月の影~』や『魔性の子』にあった
    少女小説らしい異世界とのぶつかりという主題はどこへいったのやら

  • 短編集。冬栄、乗月、書簡、華胥、帰山の五編。泰国、芳国、雁国、才国、秦国。

  • 再読。
    短編集。色々な国の話題が出てきておもしろい。
    冬栄…戴と漣。戴がまだ荒れる前の話。泰麒は相変わらず可愛い。今後を知っている分、泰麒が楽しそうにすればするほど切なくなる。漣は長く続くだろうか。廉王頼りない。
    乗月…芳。王を討ち取った月渓の悩みと月渓に宛てた祥瓊からの手紙。
    書簡…陽子と楽俊の文通。風の万里の前。鳥がかわいい。楽俊には頑張ってもらいたい。
    華胥…才の前王の話。少しミステリー仕立てでおもしろい。政治は理想ではなく現実を見るのは普通。砥尚が一度でも官吏を経験していればこうはならなかったかも。
    帰山…利広と風漢が登場する。この二人知り合いだったとは。奏の王一家に利広が各国を巡った様子の報告する。初めて舜の話題が出てきた。妖魔に何かが起こってるという発想は今までなかった。

  • 一人ではいつか崩れる。

  • 短編集で、それぞれの話は時代も場所もばらばら。それぞれいい話なんだけど、長編で読みたい話ばかり。もっともっと書いて欲しいものです。特に陽子の慶と泰麟の戴の先行きがとても気になる。

  • それぞれの国の個性、理念、誇り。
    どの話も「王様」と「国の在り方」について考える。どうすればよかったのか?って。「冬栄」「乗月」はなんでか切なく読んだ。
    「華胥の夢」…伏線はあったけど、これこそ天とはなんなのかーって思う話でした。最初から王に向いてなかったなんて。器たり得たけど、ってことなのだろうか?
    芳…早く新しい麒麟が生まれるといいな。
    大国奏は大変だなあ、全部の国を気にかけてる感。慶を褒めてて嬉しくなる。
    久々の楽俊がとてもとても可愛かった。陽子ちゃんとマブダチすぎるよ。

  • 「責難は成事にあらず」
    今の政治家に言ってやりたい。

著者プロフィール

小野 不由美(おの ふゆみ)
1960年生まれ、大分県中津市出身の小説家。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に所属。夫は推理作家の綾辻行人。
1988年、『バースデイ・イブは眠れない』でデビュー。2013年5月、『残穢』で第26回山本周五郎賞を受賞。代表作にテレビアニメ化された『悪霊シリーズ』、『十二国記シリーズ』、『屍鬼』など。

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