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- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062560016
感想・レビュー・書評
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古典好きにはたまらない、、、一瞬で読みました
女の人はこれらの女性を見て「このお姫様ステキ」とか思いながら見習うことができるし、男の人は「このお姫様かあいー」なんて言って楽しむことができる(!)、はず。
めっちゃオススメです
源氏物語を知らない人もギリ、読める、はず?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
PL 2018.5.20-2018.6.6
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源氏物語に登場する女君について、瀬戸内さんと源氏物語に興味を持つ女性との対談形式で書かれています。やや凝り固まったところはあるけど、この人の見方や解釈は本当に面白い!!
これを読んで思ったことは、紫の上が一番悲劇的だったんじゃないかなぁ、ということ。れっきとした源氏物語のヒロインではあるけど、それゆえ源氏が他の女君に現を抜かしているところを一番見てきたわけで。。そりゃー嫌です欝です。しかも藤壺の宮の影が常にちらつき、最後は女三宮に正妻の座を追われ・・・。最も源氏に愛されたと同時に、最も源氏の多情さに苛まれた人であったのでは。いくらヒロインであっても、あまた存在する女君のうちの一人、感が拭えないしorz
源氏物語はただのプレイボーイのボンボンのお話ではなく、彼を取り巻く女君の物語であるということを良く思わせる作品ですた。
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