いいことは、いつくるかな? (講談社+α文庫)

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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062561341

感想・レビュー・書評

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  • シュルツさんは、ほんとのところツワルスキーせんせいがちょっとニガテなんじゃないかな、とおもいました。

  •  漫画「ピーナッツ」を素材にした精神科医による人生指南書。内容はこの手の本ではありがちなものだが、ピーナッツの漫画が挿入されていることによってまた違った新鮮さが味わえる。著者は実際のカウンセリングでもピーナッツの原作を見せることもあるらしい。悩みや精神的な不安というものは、投薬が必要なほどの重症でなければ「考え方」の路線をほんのちょっとずらすだけで解決することも少なくない。そのきっかけになるのが漫画でありエッセイであり小説であり、あるいは映画アニメドラマといった他の人の思想を表現したものだ。そしてどのようなものをどの時期に触れるかによってその結果は大きく変わってくる。そう考えると、いつでも多くの選択肢が用意しておくということはとても重要なことだと思うのだ。漫画だからといって毛嫌いせず、また嫌いな人の著者だからといって敬遠せず、さらにはメディアを限定せず、といったことがさらに選択肢を増やすことになるということは覚えておきたい。

  • PEANUTSを精神科医の分析・解説付きで読むと、あらためてシュルツさんの洞察力と表現力に唸らされる。『小さいけれども大切な』価値判断のめやすがたくさん散りばめられている。

  • スヌーピーのマンガが、こんなにも精神的に説得力のあるものだとは…。なかなかいいこと書いてありました。でも、やはり自分の心のあり方次第だな…

  • 同じ原本の翻訳であり先に翻訳された「いいことから始めよう」は心理学の教授が翻訳したものである。一方、こちらは専門の翻訳家が訳した本なので、より自然な日本語になっています。
    ただ、「いいことから始めよう」の方がいい文章だなという部分もあって、両方持っています。
    両方お勧めです。

  • 精神科医がスヌーピーや仲間たちの言動を取り上げて心とかを色々語る感じの本です。

    みんなどこかチャーリーブラウンやルーシーに似てるところがあるのかもしれない。

    良くも悪くも。

    影響されやすい単純な僕はこれ読んだあと図書館でスヌーピーブック・ピーナッツをまとめ借りしました。

  • 「23のマンガによる心理カウンセリング」というお堅いタイトルの本を読みかけて、結構面白いかな、と思っていたところで図書館で見つけたので借りて読みました。「23の~」はいろんな作家のいろんなタイプのマンガを借りてのカウンセリング本でしたが、こっちはピーナッツだけに絞っているので更に話がわかりやすかったし、チャーリー・ブラウンやサリーなどキャラがわかっているだけに感情移入もしやすかったと思います。「そうそう、そういうことってワタシにもあてはまる~」「なるほど、そういう深層心理があるからこういう行動や考え方をしちゃうのか」と納得できたのはとてもよかったのですが、惜しむらくは「で、こんなワタシを変えるにはどうしたらいいの?」という疑問の解決にはならなかったこと。そういうのは生身のカウンセラーや精神科医に当たらないとダメなのかな。

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