- Amazon.co.jp ・本 (536ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062563673
作品紹介・あらすじ
昭和53年(1978)11月26日、党員による初の自民党総裁予備選挙が実施され、福田有利を覆すべく田中角栄は大平正芳と手を組んだ。総裁の座を射止めた大平は、しかし翌年の総選挙で敗北を喫す。厳しく退陣を迫る三木武夫、福田赳夫、中曽根康弘の反主流三派。総理・総裁分離論まで出て、自民党「40日抗争」に発展。事態収拾に努める党長老と大角との対立は激化し、大平は「鈍牛」のしたたかさで頑固に総理の座に居座りつづける。傑作戦後日本史第7弾。
感想・レビュー・書評
-
「福田赳夫の復讐」大福戦争〜40日抗争
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
親子二代で首相になった親父のほう。
岸信介の隣の席から始まって遂に首相へ!
クリーンな思想かもしれないがツメが甘いイメージがつきまとう。 -
170ページ
関東地方は七月十四日に梅雨が明けた……六月一日の梅雨入り以来、二十三日目のことで
◆七月十四日→七月四日 六月一日→六月十一日 -
第2次大戦の敗戦によって、GHQの日本占領が始まる。多くの政治家が公職追放され、昭和21年5月、吉田茂が総理大臣に就任、新たな国家体制がスタートする。それは、以後脈々と続く吉田学校の始まり。
戸川猪佐武のベストセラー『小説吉田学校』を、劇画界の巨匠さいとう・たかをが描いた戦後日本史全10巻。
戦後首相の系譜に沿って(吉田茂 -片山哲-芦田均-吉田茂-鳩山一郎-石橋湛山-岸信介-池田勇人-佐藤栄作-田中角栄-三木武夫-福田赳夫-大平正芳-鈴木善幸-中曽根康弘まで)、その人間模様や政治手腕・駆け引きなどが、赤裸々に描かれている。
戦後史を概略的に掴む上で、中学生・高校生そして大学生にもお奨めのシリーズ。 -
4062563673 535p 1999・10・20 1刷
-
福田赳夫の復讐
帯表
熱き戦後日本史全10巻!!
福田、大角連合に挑む! -
第七巻の主役は「昭和の黄門」福田赳夫。「王道」を進もうとする福田に「闇将軍」田中角栄が盟友の大平正芳を立てて攻勢を
しかけてきます。福田内閣は「天の声にも変な声」をうけて倒れ、大平が自民党の総裁の座につくことになります。