40ヵ国語習得法―私はこうしてマスターした (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 174
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062570459

作品紹介・あらすじ

札幌に生まれ育った著者は、中学に入学して初めて英語を学び始め、以来、ラジオ講座を中心に自分で勉強の工夫を重ね、高校入学と同時にドイツ語、フランス語に取りかかった。さらに、高校生は英語だけしっかりやればいいんだという周囲の声を無視して、スペイン語、ロシア語、中国語にも挑戦した。そして現在、開業医として「人種のるつぼ」ニューヨークで、四十数ヵ国語を操りながら多くの患者、従業員を相手に活躍している。著者がなぜ、どのようにして多くの外国語を学び、その結果何を得たか、豊かな経験を語ってもらおう。

感想・レビュー・書評

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  • 札幌に生まれ育った著者は、中学に入学して初めて英語を学び始め、以来、ラジオ講座を中心に自分で勉強の工夫を重ね、高校入学と同時にドイツ語、フランス語に取りかかった。さらに、高校生は英語だけしっかりやればいいんだという周囲の声を無視して、スペイン語、ロシア語、中国語にも挑戦した。そして現在、開業医として「人種のるつぼ」ニューヨークで、四十数ヵ国語を操りながら多くの患者、従業員を相手に活躍している。著者がなぜ、どのようにして多くの外国語を学び、その結果何を得たか、豊かな経験を語ってもらおう。

  • 物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
    東大OPACには登録されていません。

    貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください
    返却:物性研図書室へ返却してください

  • そんなに習得できたりするんだ、と、心理的な天井を取っ払ってくれた本。それにしても、マイナー言語になればなるほど勉強は困難になるだろうに、すごい意志力。

  • 250円購入2002-10-19

  • "40カ国語を身に付けた著者の勉強法。
    英語だけでは、つまらない。もっと広い世界を感じたいならいろんな国の言葉を身につけよう。
    私なら、
    英語、ドイツ語、スウェーデン語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ラテン語、ロシア語、ペルシア語、トルコ語、ヒンディー語、インドネシア語、フィリピン語
    13カ国語を習得してしまおう。

    そんな気分になれる本。本気で学べばきっと私にもできるはず?"

  • 2015/03/22 読了

  • まず声に出して読みわからない単語の意味を調べて文章を理解する。復習は何度も声を出して読みとちらなくなるようにし、テキストを閉じて完全に暗唱できるようにする。

    俗説や他人の余計な意見に惑わされず己の決意だけを信じて続けるべきである。

    生活の中に語学の勉強を織り込み習慣とする。

    書きながら声を出すという二段構えの方法を用いると暗記しやすい。

    単語を覚える際、ファーストインプレッションと単語本来の意味を無理矢理こじつけて覚える。

    言語学者のベルリッツによると単語を10回20回発音してみることは発音せずに50回か100回だけみるよりも効率的に覚えることができる。

    言葉の持つ意味と現実を瞬時に直結させるようにすること。

    スランプに陥ってしまったら復習をすること。




    語学で大事なことは「やめないこと」と「繰り返すこと」である。この二つですべてである。だがこれらのことがただ理解できているだけではどうしようもない。体験に基づいて心底これらのことを実感しなければだめなのだ。

  • 仕事での必要から40ヶ国語をマスターした著者の学習法を紹介した本。「外国語を2ヶ国語以上出来る人は、第3第4の外国語も簡単にマスターしてしまう」と言われますが、著者はまさにその典型例ですね(脱帽)。内容は半分が著者の経験や思い出に基づいた勉強のコツ、後半は色々な外国語の紹介になっており、具体的なノウハウなどは書かれておりませんが、モチベーションを高めるにはいいと思います。

  • ある言語を喋れるようになることは、その民族を知るための最良の方法であろう。それどころか、民族とは言語そのものであると言ってもいい。だから、ポログロットになるということは、様々な自分を生きるということでもある。

    ニューヨークで眼科医を営んでいる著者は、実際に40ヵ国語(40種類の言語)を操ることができるのだという。その多くはヨーロッパの印欧語であるが、トルコ語、アラビア語、ペルシャ語、ヒンディー語、インドネシア語、タイ語、ベトナム語、中国語、韓国語、スワヒリ語などのアジア・アフリカの主要言語も一通り網羅しているから、これは相当に偉大な記録である。1言語に1年かけても40年かかるわけだから、一体どうやったらそんなことが可能なのか、皆目見当もつかない。

    この本に書かれていることは、外国語を学ぶ上で当たり前のことばかりで、全てごもっともである。しかし、この当たり前の勉強法を40回繰り返すには、一人の人間の人生は短すぎるように思われる。文法を学ぶ作業は楽しくて易しいが、単語を暗記する作業は楽しくないし、時間がかかる。200語程度の語彙力では会話はできない(喋ることはできたとしても、相手が何を言っているのか分からない)。似た系統の言語ならばそれほどの労力は要らないだろうが、各系統の言語について、数千の単語を覚え込む作業が必要になってくるだろう。その作業は、相当に強いモチベーションがなければできそうにない。

  • 40カ国語を覚えたという著者からの,外国語習得に関する話がメイン.
    後半はその40カ国語について,順に簡単に説明されています.

    94年の本なので内容が古いです.今や使われていない“テープ”が出てくるあたりちょっと古さを感じてしまいますが,昔に書かれた本だから役に立たない…なんてことは全くありません.

    読んで良かったと思いましたが,とりわけ何か良い情報を得られた訳では無いので,★は3つで.

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著者プロフィール

1943年北海道札幌市生まれ。札幌西高等学校で川上力先生に英語を学び、強い影響を受ける。北海道大学理学部進学後、同大学医学部編入、卒業。神奈川県座間米陸軍病院でインターンの後、1969年渡米。ニューヨーク医科大学で眼科専門の研修を受け、1974年ニューヨーク市内で眼科医院を開業、現在に至る。白内障、緑内障、角膜移植の手術を得意とし、米国外からの患者も多い。趣味は、言語学習のほか、スキー、テニス、スキューバダイビング、旅行等。

「2015年 『50ヵ国語習得法 誰にでもできる、いまからでも間に合う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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