自己組織化とは何か: 生物の形やリズムが生まれる原理を探る (ブルーバックス 1277)
- 講談社 (1999年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062572774
作品紹介・あらすじ
なぜ、自分で組み上がってしまうのか?壊れたオモチャが勝手に元通りになることはない。だが、この世界には、生物に見られるように、自分で自分を作り上げるという現象が存在する。「自己組織化」といわれるこの現象は、なぜ起こるのか?どう起こるのか?カオス理論とともに、「複雑系の科学」を支える自己組織化という考え方は、何を生み出すか?自分で自分を作り上げるマイクロマシンの可能性など、エキサイティングに展開する現代科学の新潮流を展望する。
感想・レビュー・書評
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寝る前のフォトリーディング&起床後の高速リーディング。
雪の結晶や色々な結晶など、生物無生物を問わずエントロピーが増大せずに秩序を持つことの説明。
興味がわかなかった。星二つ。
下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:
6:自己組織化はカオスと並び複雑系の重要な概念。
22:覆水盆に返らずとは、周王朝に仕えた太公望にまつわる逸話。つりばかりしていた夫に愛想を尽かし去った妻。出世した夫の元に戻ってきたとき、夫(太公望)はお盆の水をこぼして元妻を諭した。
165:アイデアが生まれるときについて本書は複雑系と関連して説明。アイデアを生み出そうと熱心に資料を集め考える。考えることから離れ、違うことをする。突然アイデアが生まれる。
このとき大切なのはなるべく多くの情報を集めること。後はアイデアが自己組織化する、とのこと。
176:原始のスープから生命が生まれるプロセスを説明するには、いまの科学の段階では夢物語である。 -
第2版あり
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まだ読んでません。
味覚センサーの研究をされている先生の本です。