自己組織化とは何か: 生物の形やリズムが生まれる原理を探る (ブルーバックス 1277)

著者 :
  • 講談社 (1999年12月1日発売)
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感想 : 4
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寝る前のフォトリーディング&起床後の高速リーディング。
雪の結晶や色々な結晶など、生物無生物を問わずエントロピーが増大せずに秩序を持つことの説明。
興味がわかなかった。星二つ。

下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:

6:自己組織化はカオスと並び複雑系の重要な概念。

22:覆水盆に返らずとは、周王朝に仕えた太公望にまつわる逸話。つりばかりしていた夫に愛想を尽かし去った妻。出世した夫の元に戻ってきたとき、夫(太公望)はお盆の水をこぼして元妻を諭した。

165:アイデアが生まれるときについて本書は複雑系と関連して説明。アイデアを生み出そうと熱心に資料を集め考える。考えることから離れ、違うことをする。突然アイデアが生まれる。
このとき大切なのはなるべく多くの情報を集めること。後はアイデアが自己組織化する、とのこと。

176:原始のスープから生命が生まれるプロセスを説明するには、いまの科学の段階では夢物語である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2016読了
感想投稿日 : 2016年1月9日
読了日 : 2016年1月9日
本棚登録日 : 2016年1月5日

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