確率・統計であばくギャンブルのからくり―「絶対儲かる必勝法」のウソ (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 210
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062573528

作品紹介・あらすじ

胴元が確実に儲かるように設計されたギャンブルに、直感で挑んでは勝ち目はない。カタい目を押さえる流し買い、ワイド馬券や複勝転がし…、一見勝ちやすそうな手こそ負けへの近道とは、これいかに?「必勝戦術」のあるゲーム、ないゲーム、スポーツ・ブッキングの仕組みなど、確率論で明かす、巧妙なからくりの数々。

感想・レビュー・書評

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  • 数式と表、それに付随する説明が専門的で自分には難解でかなり飛ばし読みをした。
    要点として結局ギャンブルは必ず損をすらと言う事実。どうあがいても無理な根拠が分かったのでそれだけでも収益かも。

  • 競馬をはじめたので読んだ。ギャンブル全般の確率を面白く解説している。口が悪くちょっとくどい文体。また面白いがわかりやすい解説ではない。有名なモンティ・ホール問題の解説はひどいくて、理解させようという気が全然ない。「確率は直感を裏切る」と伝えたくて出題したからだろうか。
    控除率が最低でも2割ある競馬では勝てないとはっきり分かったのが収穫。

  • 谷岡さんの本は面白い。攻撃的。
    確率の怖さと、それを理解することの大切さがよく判る。
    ギャンブルのルールが判るのもおまけ。

  • 2015.10.26

    彼の本は、いまいちかな?
    しかし、大数の法則。
    それを株式投資で味方につける方法は、
    ちょっと役立った。

    同一枚数を賭ける。

  • 確率論をギャンブルを題材に解説する内容。

    胴元が必ず勝つのはわかっていたが、
    それを数学的に解説。

    ギャンブルに確実に負けるには
    ①回数をやたら増やす(「流し」・「ボックス」馬券を増やす
    ②常に同じ金額を賭ける
    ③なるべく本命狙いをする
    は納得ですが、
    穴狙いで点数を絞るといつ当たることやら。
    ちなみに今日もワイド3点ボックスかすりもしませんでした。

    ギャンブルの必勝法は少なくとも日本の公営ギャンブルしないことかもしれないな。

  • 「3枚のコインがある。1枚は両面とも黒、1枚は両面とも白、残り1枚は一方が黒でもう一方が白のコインである。表と裏の区別はつかない。今、この3枚のコインを袋に入れ、1枚を取り出して机の上におくと、見えている色は黒であった。このコインの裏が同じく黒である確率は?」。私は50%だと思ったが、間違いだった。何だと!?初めの章のこの問題で一気に引き込まれた。その後も、「同じ賭け金を出し合い、3勝した方が全額受け取るとしたゲームで、2勝1敗で終わってしまった場合の賭け金の公平な分配の仕方」「パーティーの参加者のうち、誕生日が同じである人が50%以下になる確率の求め方」など問題の着眼点が実用的でありつつもユニークでよい。ただ、後半は単調な計算が多く、少し退屈だった。

  • 2014/06/30
    移動中

  • 期待値・重回帰分析などの確率・統計の項目が、ギャンブルにピタリとはまるのがおもしろいですね。大数の法則をもとに「勝つなら一気がけ」とおっしゃっているあたり、筆者はやはりギャンブラーなのだなと。

  • * いろいろなギャンブルを例に確率に関する基本的な事項を説明してある。ただし、統計に関しては少ししか書いてない。
    * 割と丁寧に説明しているとは思うけど、この本とは別に確率関係の本を読んでから読むほうがよさそうな印象を持った。
    ** 具体例を中心としていて、抽象化しづらい印象。
    * ギャンブルを中心に小話も多く読みやすかった。

  • 勉強になった。

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著者プロフィール

大阪商業大学学長

「2021年 『悪魔の証明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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