DNA (下)―ゲノム解読から遺伝病、人類の進化まで (ブルーバックス)
- 講談社 (2005年3月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062574730
作品紹介・あらすじ
ワトソン DNAを語る
DNAをめぐる人類と科学の未来を予測する!
ヒトゲノムの解読が完了し、DNAの研究はどこへ向かうのか?人類の進化、がんや遺伝病の治療と予防、人間の行動と能力の解明などDNA研究の可能性に迫る。
感想・レビュー・書評
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#3222ー45
#3622ー53詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょいちょい飛ばし読みしたが概してとても勉強になった。
広範な意味における人間の未来や遺伝子が与える社会的、文化的、政治的な影響力など、普段考えないことと冷静に向き合う良質な読書体験でした。
育ちこそが重要だと言えても、精神病やがん等の疾患は親からの遺伝が大きな力を持つ現実を踏まえると、生まれか育ちかの安直な二項対立では推し量れない問題が沢山。
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ジェームス・D・ワトソンら「DNA(下)」読了。年齢を重ねたワトソンの博識の広さとDNAについて心底興味が尽きない事に関心した。ワトソン自身の主張も随所に色濃く出ていて彼の性格が滲み出ているように思え、一流の学者としての矜恃を垣間見ることができた。またムカジーの遺伝子と読み比べると面白いと思った。
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二重らせんを発見した科学者のひとり。遺伝子にまつわる興味深い話。「生まれ」と「育ち」のどちらの方が影響が大きいか。遺伝子の影響が大きいことが分かってきた。
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第8章 ゲノムを読む
第9章 アフリカに発す
第10章 遺伝子の指紋
第11章 病原遺伝子を探して
第12章 病気に挑む
第13章 私たちは何者なのか
終章 遺伝子と未来 -
[ 内容 ]
ヒトゲノムの解読が完了し、DNAの研究はどこへ向かうのか?
人類の進化、がんや遺伝病の治療と予防、人間の行動と能力の解明などDNA研究の可能性に迫る。
[ 目次 ]
第8章 ゲノムを読む-今起こりつつある進化
第9章 アフリカに発す-DNAと人類の歴史
第10章 遺伝子の指紋-法廷とDNA
第11章 病原遺伝子を探して-ヒトの病気の遺伝学
第12章 病気に挑む-遺伝病の治療と予防
第13章 私たちは何者なのか-遺伝と環境
終章 遺伝子と未来
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
(上刊のレビューと同じです。)
ジェームズ・D・ワトソンの著書ということで、DNAのしくみとか、はたらきとかもうちょっと、ヴィジュアル的に詳しく書かれているのかと思って読んでみたのですが、どちらかというとDNA研究の歴史や、様々な分野への応用といった内容のほうが充実していたような印象で、ちょっと期待外れ。
それでも、結構な分量のわりには、おもしろく読むことが出来ました。
DNA鑑定とか、テレビでよく話題にはなるものの、いったい何を調べているのか、遺伝子組み換えってどういうことなのか、マスコミの流す怪しげな豆知識で解ったような気になって安心する前に、今はこういういい本がたくさん出ているので自分で調べて、考えることも必要だなぁと感じた一冊。 -
DNAの下巻。
上巻とあわせてドウゾ! -
【目的】
【引用】
【感じたこと】
【学んだこと】
500万年前にチンパンジーと分岐、15万年前にホモサピエンスとして成立。
mtDNA(女性)をたどっていく。
遺伝的情報や生命保険や優生学の危険に晒される。