単位171の新知識 読んでわかる単位のしくみ (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 110
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062574846

作品紹介・あらすじ

人間の歴史がつまった単位のおもしろさを発見!
古代から、人の生活に欠かせないものだった「単位」。長さや時間、質量を表す基本的な単位から、力や電気量、エネルギーを表す単位、さらにはそれらを組み合わせた単位など、全171項目を取り上げ、なりたちにまつわるエピソードをからめてその単位の意味をわかりやすく解説。「単位のしくみ」をすっきり解きほぐす。

こんな単位の疑問にも答えます!
●「月」は単位ではない?
●「震度」と「マグニチュード」ってどう違うの?
●九十九里浜は、本当に九十九里もあるの?
●「長さ」は「時間」がなければ決められない?
●1等星の明るさは、2等星の2倍ではない?

感想・レビュー・書評

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  •  フィートやインチの関係がよくわからなかったので(普段は使わないのです!)、何気なくこの本を手に取ってみました。

     この本の内容はタイトル通りですが、たんに個々の単位を取り上げているだけではありません。個々の単位に関する知識はもちろん、それぞれの単位の関係などを幅広くみることで、現在一般的な単位というものがいかに上手くできているのか(単位”系”というぐらいですものね)という驚きを与えてくれる本だと思います。

     その驚きを味わうためには、第1章はじっくり読むべきだと思います。

     たとえば、「メートル」の定義は「秒(約3億分の1秒のあいだに光が進む距離)」から導き出されるわけですが、種類の違う単位が関わり合っているんだということをあらためて考えました。

     それに、ccとmlの違いなど、日常でなんとなく疑問に思っていても見過ごしているようなことに対する説明もあったりするのでなんともスッキリする思いがします(ccはcm3と同じ意味で、結局はmlと同じ)。

  • 非SI単位を知るには、こういう雑学系の本が一番理解しやすい。

  • へえ。学生時代に習った単位が消えてる。
    SI単位系に統一されつつあるんやね。
    地理は生きているって友達は言っていたけど、理科も生きているやんか。

    2012/06/30

  • [ 内容 ]
    人間の歴史がつまった単位のおもしろさを発見!
    古代から、人の生活に欠かせないものだった「単位」。
    長さや時間、質量を表す基本的な単位から、力や電気量、エネルギーを表す単位、さらにはそれらを組み合わせた単位など、全171項目を取り上げ、なりたちにまつわるエピソードをからめてその単位の意味をわかりやすく解説。
    「単位のしくみ」をすっきり解きほぐす。

    [ 目次 ]
    第1章 単位とはなにか
    第2章 長さ
    第3章 質量
    第4章 時間
    第5章 面積と体積・容積
    第6章 速度・加速度と力
    第7章 温度とエネルギー
    第8章 電気・磁気と物質量・濃度
    第9章 光・放射能・音
    第10章 角度とその他の単位

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    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 20/5/27

  • なかなか楽しい歴史とかが載っている
    これを知ってるとプチ自慢ができるかも

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著者プロフィール

星田直彦(ほしだ ただひこ)
1962年、大阪府生まれ。
奈良教育大学大学院修了。
中学校の数学教師を経て、現在、帝塚山大学教授。
クイズ番組『パネルクイズ アタック25』優勝経験者という博覧強記ぶりをいかし、数学の講義では実生活や歴史の話題を駆使。
最近の研究テーマは中学校の数学でつまづく生徒が多い「中1ギャップ」。
算数、中学数学の教科書の執筆のほか、身近な暮らしと算数・数学をむすびつける著書多数。

「2022年 『単位』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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