- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062575263
感想・レビュー・書評
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まさしく!
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先祖返りである
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携帯を持つサルなどで知られる著者の最新の本
携帯の話の続きと最近の若者についてかかれて書かれています
携帯を持たなければ落ち着かない日本人、電車でも携帯をいじりまくる日本人、誰かと繋がるために携帯を話さない若者
などの精神について分析している。
特に面白いと感じたのは、キリスト教徒のように、自分と他人との境界をしっかり区別しているにに対して(自分と神とを区別している。また個人を確立している)、日本人は自分と他人との区別が携帯によってさらに曖昧化していると分析している点。
講談社新書の『他人を見下す若者』とともにお勧めです。
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極端で決め付けの部分が多いが、楽しめる軽い本。他者とどうかする個人や、モラルの話。
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〜1.他者と同化しやすい日本人。2.理由付けを求める現代人。3.IT世間の出現。4.他人を許せないサル。5.無責任なネット庶民。〜 まあね・・・じゃねえよ! お前は何だ,何者だ? 1954年生まれで,阪大を出て,京大霊長類研究所の教授?? 笑わせるねえ! そりゃ私も大学の時,出版された『裸のサル』(Naked Ape)を読んで,ヒントは得たけど,君は生涯の研究にしちゃったのだね。デスモンド・モリスという英国人が人を『裸のサル』と名付けた・・・やーめた,今や文庫本にもなっているんだから,みんな知っているよ。それをこうも大袈裟に云われてもねえ。自分の研究分野って多分,ニホンザルでしょ。それも学生の研究を横取りしている感じ,プンプン。Apeの訳語は確かに『サル』しかなかったでしょ。尾の長いサルって日本にはいなかったらね。在来種のMonkeyはいなかったのですからね。誤解を招く素だったよね。しっかし,彼の人を見下したような態度は許し難い。プロローグで,今はタイトルと装丁で売れそうな新書ばかりがベストセラーになると書いているが,この本は,その通りじゃない。プロローグと第1章で刺激的な内容を書いておいて彼の云う庶民に買わせて,儲けようとしているんだから,嫌な奴だ。★要らないと思うんですけど。
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それはつまり自分。
世間が消えたことで恥の感覚などが無くなり、モラルが低下していると言う考えを聞いたことがあるが、この本は逆にその世間を求める日本人のサガに言及している。