- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062576864
作品紹介・あらすじ
試行錯誤の歴史から最新の麻酔医療まで
麻酔は身体の機能を他人にまかせること
全身麻酔下の手術では、意識を失った状態で、呼吸・心拍など、身体の根本機能を長時間、他人にまかせることになります。それなのに私たちは、麻酔のことも麻酔科医の仕事もほとんど知りません。知らないまま、平気で手術をまかせられますか?安全が確立されるまでの試行錯誤の歴史から、最新の麻酔薬、装置、施術法まで、手術を支える麻酔と麻酔科医のすべてを解説します。
麻酔医療と麻酔学の大きな変化を取り入れた改訂第2版。その変化とは――
●吸入麻酔の役割が減り、静脈麻酔が中心に
●鎮痛薬としての麻薬の役割が増加
●モニター機器とコンピュータの使用が標準化
●手術中に意識が戻る問題が大きなテーマに
●麻酔薬の作用メカニズムの研究が活発に
感想・レビュー・書評
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ブルーバックス特有の計算式等が出てこなくて読みやすかった笑
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麻酔の安全が確立されるまでの試行錯誤の歴史から、最新の麻酔薬、装置、施術法まで、手術を支える麻酔と麻酔科医のすべてを解説していく。
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麻酔関係本最後はやっぱりはずせないブルーバックス。
私の求める内容に一番近いのがこの本だったかな。
しかし結局今になってもなぜ麻酔が効いているのかは
わからないという結論だった。
今までも知っていたつもりではあったが、麻酔科医と
いうのが、単に麻酔をかけて患者を眠らせれば終わりと
いうものではなく、術中常に麻酔と覚醒の間でバランス
を取っていること、そして麻酔だけでなく鎮痛や筋弛緩
なども請け負っているということなどに改めて気が
付かされた、そんな読書週間であった。 -
配置場所:摂枚普通図書
請求記号:494.24||S
資料ID:95100674 -
私たちにとって経験的に何となく分かる手術や処置と違って、麻酔は臨床を見学しても手技の手順は分かるが何をやっているのかは分かりづらい。
この図書ではガス麻酔の話から始まり、無意識、酸素、麻薬、筋弛緩剤など幅広く非常に分かりやすく書かれている。
職場でもすぐに役立つ良書だった。 -
わかりやすい。