有機化学が好きになる―"カメの甲"なんてこわくない! 〈新装版〉 (ブルーバックス)
- 講談社 (2011年6月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062577298
作品紹介・あらすじ
研究者と高校教師のコラボレーションがうんだ入門書!
ロングセラー待望の再登場!
有機化学ぎらいをなくす本!
有機化合物を利用して暮らしているのに、有機化学については「?」のまま。高校で挫折した人も、これから学ぶ人も、読めばきっと「!」になる。
「輪ゴムはどうして伸びるの?」という子どもの頃の素朴な疑問に立ち返って、“カメの甲”を学び直そう。
●有機化合物を調べる手順
●<炭化水素>という化合物集団
●有機化合物の名前のつけ方
●炭化水素が酸化した化合物
●アルコールなどからできる化合物
●触媒の働き
感想・レビュー・書評
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C(カーボン)とH(水素)の化合物である炭化水素アレルギーでしたので、どんなものかと不安半分で読み進めましたが、"ゴムはなぜ伸びるのか"というテーマから始まり、あれよあれよという間に引き込まれました(笑)
多少なりとも炭化水素の輪郭を掴めたので、有益でした。 -
有機化合物を利用して暮らしているのに、有機化学については「?」のままの人は多い。高校で挫折した人も、これから学ぶ人も、読めばきっと「!」になる。
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絵がむりえよ。
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展示期間終了後の配架場所は、開架図書(3階) 請求記号:464//Sa25
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化学の時間、居眠りしてばかりの俺でも着実に読み進められた。内容が若干古いため不足気味に感じられたところもあったけど、傑作。
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意欲のある高校生か、大学入りたての学生が軽めの教科書として読むのにいいかも。
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昔習ったことを思い出しました。復習必要です。
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久しぶりのブルーバックスです。そういえば、中学校時代は天文関係のテーマを中心によく読んでいましたね。
さて、本書、「新装版」とありますが、もとは1981年に初版が発行されたものとのこと。有機化学の基礎知識を順を追って分かりやすく説明しています。後半では、主に研究の実際を紹介しているのですが、実験の現実が、地道な試行錯誤の連続であることがよく伝わってきます。