図解・カメラの歴史 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062577816

作品紹介・あらすじ

一瞬を切り取り、永遠に残す。カメラは、人類の夢を実現し、自動車と共に、人類に大きな影響を与えた、19世紀の素晴らしい大発明だ。ダゲールから始まり、万能カメラ一眼レフの誕生まで、フィルムカメラを中心に、カメラの歴史とその原理を写真と図版で紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • カメラが好きな人向け?

  • 3月19日 カメラ発明記念日

  • テーマ史

  • ダゲールから始まり、万能カメラ一眼レフの誕生まで、フィルムカメラを中心に、カメラの歴史とその原理を写真と図版で紹介する。

  • 初めて買ったカメラがデジタルな自分には、昔からのカメラの色々な由来が分かりやすく紹介されていて楽しかった。
    連続的なカメラの進化の歴史を見ていたら、この業界の破壊的なイノベーションはなんだろうかと思った。スマートフォンとか。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、1階文庫本コーナー 請求記号:408//B59//1781

  • 図表が豊富(図162まである)でミラーレス一眼までの歴史がずばり分かる。
    焦点距離の計算式や3Dの原理などもあったが気負わずに読み進められると思う。ハロゲン化銀による感光・イメージセンサー(撮像素子)の原理などは詳しく書かれていなかったのであとで調べることになった。

  • この評価は決して同著の質を物語るものではない。
    カメラに精通しない普通の人間が興味本位で飛びついてみたら、あまりに専門過ぎてついていけなかっただけのこと。
    多分カメラ好きには色んな話がコンパクトに纏められた好著と評価されるのではなかろうか?(そうではないかもしれないが、とにかく評価しようがありません。)
    ちなみにニコン(英語圏ではナイコンと呼ぶらしい)のこぼれ話はすごく面白かった(有名な話なんだろうけど、全く知りませんでした)、これだけでも価値は感じた。

  • 戦前・戦後のカメラ(主としてレンズではなく、カメラ本体)の歴史を新書の厚さにまとめた良書。

    戦前は、太古からのカメラの歴史から、ドイツの有名なライカとツァイスの二大カメラメーカーが製品を販売し、ドイツが敗戦国となったときにアメリカがツァイスの技術者を東ドイツから西ドイツに移送したとかのエピソードなども含めて紹介している。

    また、戦後はNIKONとキャノンが技術交流があったほのぼのした時代から、朝鮮戦争でNIKONが圧倒的な技術力を見せつけてスタンダードになることや、キャノンがそれに追いつき追い越せとマウントが次々に変更しながら、追いかける様子が描かれている。このほか、アメリカのインスタントカメラやオリンパスやミノルタなどが技術力で勝負する姿が分かってよかった。

    名機と言われるライカM-3の歴史的な位置づけなど、断片的な知識などやカメラの名前だけを知っている者としては、カメラの歴史を知るための入門書として、簡単な仕組みの概説書としても良い本ではないだろうか。類書がないために、このような本がまた出てくれることを望む。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家・写真家。1963年、大阪府生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、1986年より講談社「FRIDAY」専属カメラマンを務め、主に事件、政治、経済、スポーツ等の取材報道に従事。1995年、元零戦搭乗員の取材を開始、以後25年の間にインタビューした旧軍人、遺族は500名を超える。1997年からフリー。著書に『零戦の20世紀』(スコラ)、『零戦最後の証言1/2』『零戦隊長宮野善治郎生涯』『零戦隊、発進! 』『撮るライカI/II』(いずれも潮書房光人新社)、『祖父たちの零戦』『証言・零戦』シリーズ全4巻、『零戦~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争(NHK取材班と共著)』『図解・カメラの歴史』(いずれも講談社)、『戦士の肖像』『特攻の真意(旧版)』(いずれも文春文庫)、『一生懸命フォトグラファー列伝』(日本写真企画)など。映画やテレビのドキュメンタリー番組の監修も手がける。

「2020年 『特攻の真意』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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