マンガ おはなし物理学史 物理学400年の流れを概観する (ブルーバックス)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062579124

作品紹介・あらすじ

舞台は大きく2つの時代で繰り広げられます。古典物理学の時代では力学と電磁気学を学び、
電気と磁気が統一される前夜に遭遇。
現代物理学の時代では量子力学と相対性理論という、光速に近い運動や重力場といった、われわれの想像を超えた領域に引き込まれていきます。
高校生3人組が歴史上の科学者たちを直撃しながら、物理学発展の舞台裏を臨場感豊かにレポートします。

第1章 力学―――――ガリレオ、ケプラー、ニュートン
第2章 電磁気学―――ホイヘンス、ヤング、フレネル、フーコー、ファラデー、マクスウェル、
第3章 量子力学―――プランク、レントゲン、ベクレル、J.J.トムソン、ラザフォード、ボーア、パウリ、ボルツマン、ハイゼンベルク、シュレーディンガー
第4章 相対性理論――ローレンツ、ポアンカレ、アインシュタイン、ディラック、ミンコフスキー
エピローグ――――――湯川秀樹、朝永振一郎、小柴昌俊、南部陽一郎、益川敏英、小林誠

感想・レビュー・書評

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  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00506769

    物理学者たちはいかに新しい理論を生み出したのか――実験と理論の融合、電気と磁気の統一、超ミクロの世界、光速と重力場。古典物理学の時代では力学と電磁気学を学び、電気と磁気が統一される前夜に遭遇。現代物理学の時代では量子力学と相対性理論という、光速に近い運動や重力場といった、われわれの想像を超えた領域に引き込まれていきます。
    (出版社HPより)

  • <目次>
    プロローグ
    第1章 力学
     第1話 ニュートン
     第2話 ケプラーとガリレオ
     第3話 ニュートン力学
    第2章 電磁気学
     第4話 エーテルのミステリー
     第5話 光速は高速
     第6話 電気と磁気
     第7話 製本屋ファラデー
     第8話 エーテルのしっぽ
    第3章 量子力学
     第9話 放射線がいっぱい
     第10話 原子の中へ
     第11話 古典から量子へ
     第12話 量子の不思議な世界
    第4章 相対性理論
     第13話 エーテルと光
     第14話 E=mc2
     第15話 一般相対性理論
    エピローグ


    2015.04.24 現代ビジネスより。
    2015.06.03 読書開始
    2015.06.05 読了

  • なかなか面白かった

  • 物理学の歴史を親しみやすく視覚化。高校生3人組が歴史上の科学者たちを直撃しながら、物理学発展の舞台裏を臨場感豊かにレポートします。

  • 古典物理学から、量子力学、相対性理論まで、そこそこやさしく簡単に書いてあった。結構勉強になった。

  • 物理学の歴史を新書版でしかもマンガで著すというものすごく野心的な試みで、さすがに食い足りない部分はありましたが、それでもがんばってなかなかよくまとまっていたように思いました。
    特に、天動説から地動説への移行や、古典力学から量子力学・相対性理論への移行のプロセスについては、今まであまり他の本で読んだことがありませんでしたので、非常におもしろかったです。いきなりパラダイムが変わったのではなく、途中経過の葛藤がいろいろとあったことが具体的に描かれていたのは、この本の最大の後見ではないでしょうか。
    一方で、マンガとしての「おもしろさ」を出そうとしてなのかはわかりませんが、「アシスタントさん」の謎について「ネタ」として引っ張りまくっていたのは、あまり評価できません。最終ページで一応「謎解き」らしきものはありましたが、正直要らなかったように思います。
    ともあれ、マンガで読みやすいのは確かですし、文系で物理学にライトな興味がある人にはいい本ではないでしょうか。

  • 色々な人物が次から次へと出てきます。
    物理学の流れが何となく分かったような気がします。

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著者プロフィール

1948年生まれ。早稲田大学名誉教授。理学博士。著書に『寺田寅彦』『入門 現代物理学』『科学史人物事典』『科学史年表』『どんでん返しの科学史』(中公新書)、『ノーベル賞でたどるアインシュタインの贈物』(NHKブックス)、『ノーベル賞で語る20世紀物理学』『光と電磁気─ファラデーとマクスウェルが考えたこと』(講談社ブルーバックス)『エネルギーの科学史』(河出ブックス)など多数。

「2020年 『高校世界史でわかる 科学史の核心』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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