万葉びとの家族誌: 律令国家成立の衝撃 (講談社選書メチエ 85)

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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062580854

作品紹介・あらすじ

8世紀、律令システムが親子の上にのしかかり、「家族」が揺らぐ。乳も与えぬ母、親に高利貸する子、独居老人…。記紀、万葉、説話の背後に、「解体する家族の肖像」をよむ。

著者プロフィール

千葉大学名誉教授。1946 年、三重県生まれ。『古事記』を中心に古代文学・伝承文学に新たな読解の可能性をさぐり続けている。共立女子短期大学・千葉大学・立正大学等の教員を歴任し、2017年3月定年退職。著書に『浦島太郎の文学史』『神話と歴史叙述』『口語訳古事記』(第1回角川財団学芸賞受賞)『古事記を読みなおす』(第1回古代歴史文化みやざき賞受賞)『古代研究』『風土記の世界』『コジオタ(古事記学者)ノート』など多数。研究を兼ねた趣味は祭祀見学や遺跡めぐり。当社より『NHK「100分de名著」ブックス 古事記』を2014年8月に刊行。

「2022年 『こころをよむ 『古事記』神話から読む古代人の心』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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