ヨーロッパの舌はどう変わったか: 十九世紀食卓革命 (講談社選書メチエ 123)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062581233

作品紹介・あらすじ

十九世紀、ヨーロッパの食卓に未曾有の変動が起きる。植民地からの誘惑の味、コーヒー・砂糖。科学の福音、缶詰。テーブルマナーの洗練、美食大衆の誕生。食の近代化が変貌させたヨーロッパ人の心と体を追う異色の歴史。

感想・レビュー・書評

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  • 非常にまじめな本という印象。
    ヨーロッパの食文化史研究の(おそらくは)最新の成果を、(おそらくは)そのエッセンスを漏らすことなく、素人にも理解できるように噛み砕いてくれている。
    様々な絵や図表、そして注が充実しているのもうれしい。

  • 著者はドイツ史の専門家。ドイツは官房学の伝統からか、こうした保健衛生関連のデータが多い。まだ中身を読んでいないので、読めたらまた書きたい。

  • 米澤穂信の100冊その85

  • これも良く読みました。入門編くらいですが、雰囲気を掴むにはいいかと思います。

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著者プロフィール

1957年生まれ。京都橘大学文学部教授を経て、現在、立命館大学食マネジメント学部教授。西洋史学、食文化研究。『世界の食文化18 ドイツ』『〈食〉から読み解くドイツ近代史』『食の世界史』他著書多数。

「2023年 『食の展望 持続可能な食をめざして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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