「株式会社」長崎出島 (講談社選書メチエ)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062583367

作品紹介・あらすじ

街全体が丸ごと「会社」だった不思議な都市。対外貿易のためだけに創られ、事業所長=奉行からプロフェッショナルな地役人、テクノクラート・オランダ通詞、そして長屋住まいの日雇い稼業の労働者から丸山の花魁にいたる全住民が組織化され、街をあげて貿易会社の社員のように働いていた。日本の出島=江戸時代の長崎を活写する。

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代における長崎貿易や長崎の街の実態が分かる本。詳しいデータがきちんと載っていて面白かった。

  • 卒論用に買ったはずなのに数年間積ん読した。やっと読んだけどいろいろと手遅れでござる。まあ面白かったから良いのさ。

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著者プロフィール

赤瀬 浩(あかせ ひろし)
1961年、長崎市生まれ。長崎大学教育学部卒業。上越教育大学大学院学校教育研究科修了。現在、長崎市長崎学研究所長。専門は、江戸期長崎の町人の研究。主な著書に『鎖国下の長崎と町人』(長崎新聞社)、『「株式会社」長崎出島』(講談社選書メチエ)、『弥太郎の長崎日記』、『河津祐邦』(共に長崎文献社)がある。

「2021年 『長崎丸山遊廓 江戸時代のワンダーランド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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