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- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062583824
作品紹介・あらすじ
「日の本のかやうにあしくなりたるも、皆上宮太子の愚よりはしまれり」-。遺物信仰の対象として熟成した「聖徳太子」に攻撃を加える江戸の知識人。フェノロサ、岡倉天心らの古美術調査がもたらした近代の転回。『日本書紀』の原像にはじまり、現在のコンテクストが成立するまでを描く記憶と創造の物語。
感想・レビュー・書評
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この選書シリーズお特異のディスクール論。時代によって様々な聖徳太子像が生まれたというもの。もはや「またか」と食傷気味だが、「〜にすぎない」という物言いをしていないだけ切実な書とは言える。
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