- Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062594189
作品紹介・あらすじ
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブライリーイラスト版》
【森田療法の理論と実践方法のすべて】
近年海外での評価も高く注目されている森田療法。
うつ病や神経症などの根底にある悩みの構造を紐解き、実際の治療の流れを詳しく解説します。
自身の生き方を探り、不安と悩みを解決。治療のゴールは「あるがまま」の自分です。
[まえがきより]
人生に悩みはつきものですが、共存することはできます。それができないのは、生き方、考え方に無理があり、悩みを拡大させてしまっているからです。森田療法は拡大した悩みの背景にある生き方、考え方に着目します。こうした森田療法の悩みのとらえ方が、不自然な生き方が増えているいまの時代に、改めて必要とされているのです。本書は、このような森田療法の理論をわかりやすくまとめたものです。
【本書のおもなポイント】
●森田療法は、日本で生まれた精神療法。原因探しに終始する西洋の精神療法とは異なる
●人はなぜ悩むのか――森田療法で考える悩みのメカニズム
●悩みを深める、感情の法則と陥りやすいワナ
●治療の原則は自分の陥っている悪循環を知ること
●薬に頼らず、考え方や行動を変える。治療のゴールは「あるがまま」の自分
●森田療法で慢性化した「うつ」から脱出し、再発を防ぐ
●不登校・ひきこもり、ターミナルケアにも有効。海外での評価も高い
●森田療法を受けられる専門クリニック、病院はここ
【本書のおもな内容】
《1.森田療法とはなにか》
【森田療法とは】【これからの展開】
《2.人はなぜ悩むのか》
【悩みのメカニズム】【悩む人の性格特徴】【感情をもてあます】
《3.治療の原則は事実を知ること》
【治療の原則】
《4.いろいろな治療方法がある》
【受診】【外来療法】【日記療法】【入院療法】【自助グループ】
《5.森田療法で「不安」と「うつ」を治す》
【生き方へのとらわれ】【うつとは】【うつの回復】
【体へのとらわれ】【不安へのとらわれ】【観念へのとらわれ】
【対人関係の恐怖】【対人関係への依存】
【不登校・ひきこもり】【ターミナルケア】
感想・レビュー・書評
-
神経症を陶冶するための一方法として森田療法というものがあると知り、情報を得てみた。
この本を読んだ限りでは、自分には効果がありそうだが、何をしたら良いかがよく分からない。
結局、載っている病院にいけというように読めた。
患者を増やしたいという考えが、何となく見え隠れする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
理論だけではなく、森田療法を受けるためには具体的に何をすれば良いかまで書かれているためアクションにつなげやすいのがよいです。
-
不安症をどうすれば治していくことができるかを探していてこの本を見つけました。後半に私の症状と似た症状の対処方法が書いてありかなり有益でした。
凹んだらまたこの本を読もう。 -
図解されておりとてもわかりやすい本でした。
-
森田療法の概要について整理できる本。
心理療法のしてだけではなく、今日の生老病死全ての悩みの指針にもなり得る可能性を持った考え方だと思いました。
変えられないものは受け入れ、変えられるものに焦点を当て、とりあえず行動してみる。
悶々と考え動けない自分にとっても大切な考え方です。
子育てをしてると、悶々と思い悩む時も子にご飯を食べさせ、散歩に出かけざるを得ないです。
それって森田療法的かもしれません。 -
オバケ屋敷に、入れますか。
オバケと、ともに生きるということ。
出るなら、出ればいい。
日本が誇るべき心理療法。
『幽霊の 正体見たれり 枯れ尾花』 -
人生、不安がつきもの。そんな精神状態をやんわりと緩和する方法論である森田療法について説明した本です。あまり気張らずに生きていこうと思える一冊です。
-
精神医学
-
これですべてなのかどうかは分からないけど、今までわずかな知識しかなかった森田療法についてだいぶよくわかったように思います。でも、図解ブックってどこから読んでいいのか難しくて、読みにくかった。
-
和田秀樹氏推薦
-
パニック障害・うつ・脅迫性障害など様々な精神疾患に役立つ「意識改革」が出来る一冊です。
PD・うつもろもろと一緒に生きていく私自信にとっても、人生のバイブルの様ものです♪