親に壊された心の治し方 「育ちの傷」を癒やす方法がわかる本 (こころライブラリー)

著者 : 藤木美奈子
  • 講談社 (2017年1月24日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062597180

作品紹介

トラウマを乗り越え、博士号まで取得した女性による書き下ろし。
NHKなど各メディアでも話題となった、「親から受けた心の傷」を癒やす
確かな方法がここに!

親から不適切な養育(愛情の薄い子育て、厳しすぎる“しつけ”や、暴力、性的虐待なども含む)を受けて育つと、体が傷つくだけでなく、心にもトラウマが残ります。

そのトラウマ(著者は「育ちの傷」と呼んでいます)は、まるで呪いのように、生涯にわたって被害者を苦しめ続け、社会生活を難しくします。著者もそのひとりで、

●そもそも生きているのがつらい
●なぜか暴力的なパートナーを選んでしまう。
●逆に、パートナーや自分の子どもを虐待してしまう
●感情が安定しない

などの“症状”に苦しんできましたが、最初は我流で、後に大学院で心理学を研究、育ちの傷を癒やすプログラム「SEP(Self-Esteem Program:自尊感情回復プログラム)」を開発し、多くの人を支援してきました。

SEPは認知行動療法などをベースとしたプログラムで、確実に効果が出ると科学的に証明されています。本書はそのプログラムを実践的なかたちで活字にした、初めての書籍です。

親に壊された心の治し方 「育ちの傷」を癒やす方法がわかる本 (こころライブラリー)の感想・レビュー・書評

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  • 何か問題を抱えている人や生きづらいと悩んでいる人はなんらかのクセのようなものを持っていて、それが幼少期に親の影響でついたクセだとわかった。どんな小さなクセであっても成長とともにいびつになり、やがて破滅へと追い込む可能性もある。色んなカウンセリングの本を読んだが、この本が一番ストンと落ちた気がした。

  • なかなか良い本です。うちはこの本に出てくる酷い親達ほどではなかったけれど、生きづらさの原因がお袋にあると気がついたのは40才前後でした。こういう良書がたくさん出版されているということで、少しは良い時代になってきたのかもしれません。

  • 主にはDVなどの虐待を受けた人々が想定されているけど、後半の話はそれ以外にも当てはまる。

    人は強いストレスにさらされ続けると、自己認識が希薄になり、歪んだ信条や固定観念を持ちやすくなる。歪んだ信条を持っている人は、どこにいても気分が低下し、自分はここにいてはいけないと思ってしまう。子供の頃から安心のない家庭で、親の顔色ばかり伺ってきた人は、人の感情に激しく敏感で、否定的な感情を当たり前のものとして生きている。
    あ、自分これだわ、と、自分でもびっくり。
    思考の転換は簡単ではなく、認識回路を意識して変えていくことで定着を図ることが重要。
    自分の場合は、スーパーポジティブスキルだけは長けているので、自己評価が低いってことは、ないかな笑
    SEPプログラム、受けたい。

    あとは加害者自身が被害者ってことを思い出した。

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