ボーモン夫人(1711年~1780年)●
フランスの童話作家。ボーモン氏と離婚したのちイギリスに渡り、教師をつとめてから、帰国して作家となる。生涯70を超える児童文学の作品を書いた。文体は教科書になるような正しく素直で品のある表現を心がけ、教育的な内容のものが多い。「美女と野獣」は、古くからある言いつたえや先行する作品をもとに、近代童話のさきがけとして1756年に出版されたもので、今日まで人気の作品となった。
「2017年 『美女と野獣 七つの美しいお姫さま物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」