本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (859ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062614108
感想・レビュー・書評
-
古い伝統を持つ社会では、人の目はたえず人を向くようになる。物に向かない。自然に向かない。すべては、他「人」の評価のみ。そこに文化大革命の遠因がないか。ある意味で、人間ほどアテにならないものはない。だからこそ中国人は信義を重んじようとする。しかし、そこには人間しか存在せず、すべての人の目は、ただ人だけに向く。人を信じることは美しい。しかし人の正気を保つのは、物に直面する勇気である。かつての日本の狂気は、アメリカの「物量」に醒まされた。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
語数[]
【京都市の蔵書図書館】下京
全2件中 1 - 2件を表示