むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062635073

感想・レビュー・書評

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  • 家の謎解きが面白いけど、タイトルの主語納得いかへんなあ

  • 東野作品、初期に読んだ。

  • 2015.9/23〜24。これは面白い。登場人物は二人だけ、家の中だけで謎解きが始まる。随所に散りばめられた伏線も、そして回収もお見事。深読みしすぎて、してやられた感じ。

  • どんどん引き込まれて一気に読めました。その要因としては、解説にもありましたが、登場人物の少なさと場面が一貫して白い小さな家だということだと思います。

    頭の中で暗い埃まみれの家を想像して、いろいろな場面で鳥肌を立てながら読んでいました。真実についても、ピアノの上の人形に対しても。

    結末は想像の斜め上をいっていました。これだから東野圭吾はおもしろい。
    基本的に過去の事実を突き止める系のお話なので、切迫感というものはありませんがそれでもすごい緊張感が途切れることないなと感じていました。

  • ヒロインさやかの記憶を取り戻すべく、山奥の家を探索し、推理していく物語。

    前半に家の中を物色して「この家はなんだろう?」という疑問が続き、後半はとある証拠をきっかけに前半の疑問が一気に解消されていく。
    東野圭吾さんの伏線を一つ残らず回収していくお話の作りが大好きなので、今作もとても楽しめました。

    「家」がある意味主人公なのに、構造や部屋をうまくイメージできず、少々悔しかった、、。ドラマ化を見過ぎてるせいですかね。

  • 2024/05/02(木)
    読みやすかったけど、内容普通だった。伏線の数は多かったけど、チャーミーは何となくピンと来てた。沙也加が幼い頃の記憶を失った理由がもうちょい捻り欲しかった。

  • 東野圭吾作品はほとんど見ているが、見逃してた作品の一つ。


    父が秘密にしていた場所、記憶をなくした自分の謎が、読み進むにつれ徐々に付箋回収されていきました。

    ラストはそうきたか!!となりました。
    さすが東野圭吾ワールドでした。

  • ミステリーって感じ!
    題名の意味や伏線がどう回収されてるのか考えながら読んでたものの結局掴みきれずに、最後スカッとした^_^

    東野圭吾読むの初めてだけど読みやすくて面白い!おすすめ!

  • 舞台も登場人物もとてもシンプル、過去の秘密を探っていくだけで新しい事件も起きない、それなのに飽きないんです。じわじわ明かされる秘密に妙な薄ら寒さがまとわりつきドキドキしました。静かなラストもまた納得の結末。人の心の動きを豊かに書かれる東野さんらしい作品だと思います。(個人的にこの豊かさが心情的にきつい時がありますが、この作品は謎解き要素が強く楽しめました)

  • 東野圭吾さんの1994年の作品。
    登場人物は「私」と「沙也加」のみ。
    「沙也加」の過去の記憶を呼び覚ますために、「沙也加」の父親の遺品の地図と鍵を持って「白い家」に辿り着く。家に残された日記等により、「沙也加」は過去を思い出すことになるのだが…。
    ホラーではないけど、どこか無気味で違和感を感じる。
    タイトルを意識するとミスリードになる…かもしれません。
    読み易いのでおすすめです。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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