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- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062637992
作品紹介・あらすじ
気にいっていた住居を追い立てられて新しい部屋を捜すことになった独身女性作家の「私」。「オートロック付きの部屋」に固執する「私」と不動産屋との間には奇妙で不毛なやりとりが重なり、真剣になればなるほどズレが生じる。そのおかしみを描く怒りと涙の住い捜しの奮戦記。表題作に短編「背中の穴」を併録。
感想・レビュー・書評
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文芸文庫で再読したのでこちらに感想を。最初に読んだときは引っ越しの経験もそれほどなかったし、笙野頼子の小説も幻想寄りのものしか読んでいなかったので、この限りなく私小説的フィクションに馴染めずあまり面白いと感じられなかった。
今は単身での引っ越しを数回経験し、わかるわかるという引っ越しあるある的部分と、他の作品でもちょいちょい出てくる著者の住宅事情「まとめ」としてそれなりに面白く読めた。でも印鑑証明は言われたことなかったけどなー。あとやっぱりオートロックにこだわりすぎなのも気になります(笑)大家さんと同じ敷地の物件は確かに安全だったけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
言葉に耽溺したいなら
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イマイチよく分からず、困ってしまった。再読しようと思う。
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