笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 696
  • Amazon.co.jp ・本 (486ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062646147

感想・レビュー・書評

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  • トリックはすぐ分かります。ただこの小説は読み込んでいくと面白い。タイトルの「笑わない数学者」とは一体誰なのか…。はっとさせられます。

  • 森博嗣の『すべてがFになる』からの
    西之園萌絵&犀川創平シリーズ第3弾!
     
    トリックは非常に単純。
     
    最初にひょっとしてそうかな?
    と思ったことがズバリ的中しちゃいました(^^;
     
    シリーズが進んできたので、萌絵と犀川の関係が
    だんだん周りからも認知されるようになってきてる(?)
    感じがします。
     
    謎解きよりも、主人公2人の人間模様を楽しみたい
    という方におすすめします。

  • S&Mシリーズ、三作目読了。

    物語のキーとなる「"オリオン像"が消える」というトリックに序盤の方から気付いてしまった為、大筋の殺人トリックも解ってしまったが、考えるうちに一つだけ矛盾点があり「違うのだろうか…」と思い読み進めていたものの、結局その矛盾点については詳しく明かされず。

    お読みになられた方も同じ疑問を抱いてるだろうと思うが、酔った律子を皆で1号室へ運ぶ時、"律子の部屋をマスターキーで開けたのは君枝"だというところ。これは単なるミスなのか、ラストの曖昧さも含めあえての描写なのか…。

    しかし天才数学者、翔蔵氏の言葉や思考には個人的にとても興味を掻き立てられるものがあり、退屈さを感じはしなかった。この辺りがやはり森博嗣作品の醍醐味とも思う。

  • オリオン像の謎は、何と無くそうだろうと思ってたけど…。
    哲学的な話は、あまり得意でなく…。
    まぁ、でも面白く読めました。

  • 以下適当な文章です。


    エピローグで出てくる、
    円の中心に立ち「一歩も動かずに外に出られるか?」
    という老人からの問題

    高校生の頃に同じようなことを考えたなーということを思い出した。
    部活に入り浸ってたこともあって、「家-中 出かける-外」っていう定義があいまいになって、「部室-中 帰り道、家-外」になって、あぁそれじゃあ中と外って見方で変わるんだと思って、高校の校門を境界にして校舎がある方を外と定義することもできるんじゃないかーとかそんなことをその時一緒に帰ってた先輩に喋ったら「よくわかんない」って言われた。でも良くも悪くも数学なんてそんなものかもしれない。

  • ******引用******

    「博士がここに、篭っていらっしゃる理由は何ですか?」

    「これは、君たちの言葉でいえば防衛だが、私の言葉では侵略だ。人間の最も弱い部分とは、他人の干渉を受けたいという感情だ。自己以外に自己の存在を求めることが、人間の本能としての幻想だ。この、起源はおそらく、単細胞の生物の遡るものだろう。」
    「好かれたいと思うことは、いけないことですか?」
    「いけないという判断は無意味だ。私は、それが弱いと言ったのだ。」

    「弱い、それは克服せねばならない要因だ。誰しも、強くありたいと本能的に望んでいる。それが安全だからだ。」

  • やっと、読み終わった。

  • 段々と読みやすくなっているのは、シリーズ第三弾で独特な空気に慣れてきたからなのか。
    いちばんスムーズに読めました。
    次も買います。

  • 冒頭からこれ読んだ感満載だったので、過去に一度読んでいた模様。だけど何かが回転してオリオン像が消えたっていうこと以外はさっぱり忘れていたので、再読なはずが思った以上に楽しめた。けど、やっぱり理系ミステリーは難しくてこんがらがる…犀川先生と萌絵の言葉遊びも流し読みが多くなってしまった。そして、最近再放送のガリレオを一気見したところだったので、登場人物の湯川が、某俳優さんのイメージで固定されてしまった。しかし、あっちの湯川は重要だけど、こっちの湯川の必要性とは…?シリーズにまた出てくるのかな…。

  • 相変わらずクズ人間、西之園萌絵にイラつく/ 

著者プロフィール

森 博嗣(もり ひろし)
1957年、愛知県生まれ。作家、元研究者。名古屋大学工学部建築学科、同大学大学院修士課程修了を経て、三重大学工学部助手、名古屋大学助教授。名古屋大学で工学博士を取得し、2005年退職。学会で数々の受賞歴がある。
作家として、1996年に『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、同作で作家デビュー。S&Mシリーズとして代表作の一つに。『スカイ・クロラ』シリーズは本人も認める代表作で、2008年アニメ映画化された。その他にも非常に多くの著作がある。

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