十六歳たちの夜 (講談社文庫 た 65-4)

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  • 講談社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062647458

感想・レビュー・書評

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  • うちの高校は夜間があって、昼と夜は交わらないように指導されていた。夜の子たちという表現がなんだか詩的。たくさんの何かを抱えながら生きる人がいる。

  •  ★☆☆

    谷村さんの本に、惹かれ始めてる。
    とっても繊細な小説。
    主人公が生生しくて、その分近くに感じて、
    一緒に胸がいたくなったり、胸があたたかくなったりする。
    谷村さんの本の、なんだか痛々しいところが、私は好きなのかもしれない。
    人の痛みが分かる人は、本当に優しい人だと思う。

    (2008.04メモ→2010.04ブクログ)

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著者プロフィール

1962年北海道生まれ。北海道大学農学部卒。’90年『結婚しないかもしれない症候群』で鮮烈なデビュー後、’91年に処女小説『アクアリウムの鯨』を刊行する。自然、旅、性などの題材をモチーフに数々の長編・短編小説を執筆。紀行、エッセイ、訳書なども手掛ける。2003年『海猫』で第十回島清恋愛文学賞を受賞。

「2021年 『半逆光』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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