現代思想の冒険者たち 8

著者 :
  • 講談社
3.10
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本棚登録 : 54
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062659086

作品紹介・あらすじ

本書は、ハイデガーからいくらか距離を保ちながら彼を理解しようとする、筆者なりの試みである。力点を置いたのは、比較的初期の、まだほとんど無名でいながら、すでに後年の思想の展開の多くを内に準備していたハイデガーである。

感想・レビュー・書評

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  • 地元の図書館で読む。このシリーズは読みやすい本ばかりではありません。理由は、二つあります。第1の理由は、僕の知性の問題です。残念ながら、哲学を理解する能力はありません。第2の理由は、取り上げる哲学者です。著者は、その哲学者を理解しているのでしょう。しかし、マイナーな哲学者の場合、どうやったら理解されるのかという点が練れていないのです。それに対して、この本は、そんな心配ありません。読みやすい本でした。大学院生時代のエピソードです。第1に、周囲は、カトリック哲学を専攻することを期待されrた。しかし、本人は、現象学等の流行に触れて、そんなことやっている場合かと思った。しかし、将来のことを考えて、周囲の期待に沿った研究をおこなった。ただし、周囲は、その態度を見透かされていた。第2に、この哲学者も、就職は苦労したんですね。それにしても、興味のある本の感想文はすらすら書けます。いつも、こうだといいのですが、

  • うーーん。
    これ読んだときは全然わっかんなかった。
    何の前提知識もなしで読んでもわかりませんよね。
    わかったこと:ハイデガーはアーレントと不倫していた。

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著者プロフィール

1954年生まれ。大阪外国語大学ドイツ語学科卒業,京都大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程満期退学。大阪大学教授。主要論文に「世界観としての言語」「フライブルク異聞」、翻訳書にM・ハイデガー『言葉についての対話』『アリストテレスの現象学的解釈』『存在と時間』などがある。

「2014年 『ハイデガー 存在の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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