ソロモン王の洞窟 痛快世界の冒険文学 (10)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062680103

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  • ソロモン王の洞窟
    痛快世界の冒険文学10.
    4-06-268010-6
    Cコード不明
    筆者 横田順彌(よこた じゅんや)
    原作 ヘンリー・ライダー・ハガード (NDC933)
    画家 茂利勝彦(しげり かつひこ)
    1998年7月17日 第1刷発行

    クォーターメン:作品の語り手 イギリス生まれの狩猟家。30年以上アフリカ暮らしの知識を買われ探検に参加する事になる。
    ヘンリー卿:イギリスの貴族。行方不明になった弟を探すうちアフリカの奥地への旅を決意冷静で勇気にあふれている。
    グッド大佐:イギリス海軍の元大佐 軍隊を退役しヘンリー卿とともにアフリカへ。片メガネ、総入れ歯おしゃれで綺麗好き。
    ウンボパ:故郷に帰る為と言って一行の従者になった現地人。誰も知らない知識を持っている。謎が多い。
    インファドーズ:ククアナ王国の将軍。最強の部隊を率いている。現国王の腹違いの弟。王の圧政から国民を救いたがっている。
    ツワラ:ククアナ国の現在の国王 ガゴールと組み双子の兄を倒して王座を手にした。残忍で横暴、国民から恐れられている。
    ガゴール:300歳以上になると言うククアナ国の不気味な老婆。代々の王に使え、ククアナを陰で動かす。
    ファウラタ:ククアナ国の女性。いけにえにされかかったところをクォーターメン達に助けられるグッド大佐に思いを寄せる。
    フェントフェーゲル:コイ族 水のにおいをかぎ一行をたすけるが、洞窟内で寒さのため命を落とす。その洞窟には300年前に地図を描いたホセ・ダ・シルヴェストラがミイラ化して残っていた。)
    キーヴァ:ズールー人 英語が話せる。冒険の初っ端にグット大佐の像狩りに付き合わされて命を落とす。

    --解説より--
    ソロモン 紀元前10世紀ごろのイスラエルで現在のイスラエルとは別の国のこと
    原作は1885年 1868年にジンバブエで古代遺跡が発見されたニュースがあった。
    日本には1892年(明治25年)訳は幸田露伴
    冒険の地はアフリカでは無く江戸時代の北海道と言う設定になっていた・・w ---

    原作者についてーーーwikiより
    イギリスのファンタジー作家、冒険小説家。暗黒大陸と呼ばれた時代のアフリカなど人跡未踏の秘境を舞台とした秘境探検小説を主に著した。代表的な作品に『ソロモン王の洞窟』やその続編群、『洞窟の女王』・『女王の復活』の「She」シリーズがある。表記はハッガードとも。----
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%89

    きっと昔に、子どもの頃に読んでいた気がする一冊。
    話の先がなんとなく想像もつくけれども、怖かったな。
    当時のイギリス貴族の価値観も原作の時代ならではのことと感じた。


    原作者についてメモあり

  • 一気に読んじゃった、おもしろい!

  • 昔懐かしい、映画にありそうな設定。
    日本についても記載がある。

  • このシリーズの中で最高水準
    昔読んだことがあったが
    こんなにワクワクしたっけ
    4.7点

  • 資料番号 : 020013454
    請求記号 : 908ツ

  • 面白い。何度も読みなおした。(当時、小学校高学年だった。)

  • ストーリーはおもしろかったのですが、なぜかあまりぐっときませんでした。

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著者プロフィール

横田順彌(よこた・じゅんや)
1945-2019年。佐賀県に生まれる。法政大学法学部卒業。70年、「少年チャンピオン」にショートショートを発表し商業誌デビュー。SF、冒険小説作品の他、古典SF研究、明治文化研究の分野でも精力的な執筆活動を行った。88年、『快男児押川春浪』(會津信吾と共著)で第9回日本SF大賞、2011年『近代日本奇想小説史 明治篇』で第32回日本SF大賞特別賞、第24回大衆文学研究賞大衆文学部門、2012年、第65回日本推理作家協会賞評論その他の部門をそれぞれ受賞。他に『幻綺行 完全版』『大聖神』(竹書房文庫)などがある。

「2022年 『平成古書奇談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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