妖怪アパートの幽雅な日常 ラスベガス外伝 (YA! ENTERTAINMENT)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 715
感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062694735

感想・レビュー・書評

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  • 大好きでミュージカルまでやった妖怪アパートシリーズ。
    なんとなく手を付けなかった外伝をようやく読み終わりました。
    大きな事件が起こるのではなく、その後の時間がゆっくり流れていく作品でした。
    香月日輪さんが、ミュージカルを見に来てくださったときに、とてもふんわりとした雰囲気をまとっていらっしゃいました。
    そんな温かさを感じる作品でした。

  • 妖アパシリーズのほんとのほんとの完結編。夕士ほかアパートのみんな、長谷、千晶先生……のその後。作者の香月さんも昨年亡くなり、もう二度と彼らには会えない。あとがきでラスベガス取材の時には体調が悪かったようだし、、、クリとシロが完全に成仏し、かわりのようにやってきた仔猫なっこ。夕士がアパートの大人として、迷える少年を受け入れる側となり物語は続いていくのだ。

  • ようやく妖アパの外伝が読めた。話が淡々と進んでいく感じがあるけど、心に染み入る感じもあって。好きなシリーズ。作者さんはもうお亡くなりになって新作はこれからないんだなぁ、と。他の作品も読んでみなきゃなぁ。

  • 2015.01.17. 読了

  •  古本屋さんとラスベガスへ行く話だけれど、わくわくドキドキの事件解決はない。
     大好きな妖怪アパートなんだけれど、ちょっと理屈っぽかったかな。香月日輪さんがなくなって、もう続きはないんだなあと思うとさびしい。

  • 妖怪アパート番外編。

    夕士と古本屋さんの世界旅行の道中と、アパート・登場人物のその後。

  • 夕士くんが老人のような悟り具合。ちょっと妖アパ節に飽きちゃったかも?でも夕士の迷いや葛藤はいつか自分も辿ってきた道なので、なんだか懐かしい感覚がします。

  • 完結後の物語。知りたかった「その後」が書かれてますっ‼︎
    寂しいこともあったけど、それでもそこに妖怪アパートが存在してくれている。
    それが何よりも嬉しいことでした(^^)

  • 4年前に完結したシリーズの続編というより、番外編。前半のラスベガス編は観光ブログみたいで、なんだかなーな感じでした。あとがきを読むと取材旅行に行ってるんですね、作者。その時の旅行記をただ夕士に語らせてるだけでした。これ番外編ですらない。ゴージャスさの描写が同人作家みたいだなーと思ってましたが、これもまたしかり。

    後半のほうがよっぽど内容がありました。アラスカに移住した画家の話、クリとシロ、千晶先生のその後、ずっと気になってたプチ、そして新しい住人。今度は夕士が大人として新しい住人を迎えることになるのだなぁと、感慨深くなりました。

  • シリーズが好きなので単純に続編は嬉しい
    でもなんだろう…順風満帆過ぎて、うーん読まない方が読後はよかった気がする(^^;)
    いゃ、でも続編は嬉しい!

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著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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