聖書物語男と女その後どうなった (講談社+α新書 4-2A)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062720724

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  • 聖書の「外典」や「偽典」と言われている、馴染みの薄い物語から、人間味溢れるエピソードを抜き出して、現代風にノベライズしたもの。カネの話や男女の話、残忍性や生への執着心など、ミッション校の授業には現れ得ないストーリーが、原典解説付きで書き下ろされている。キリストの使徒たちは、意外にも女子にモテたようだし、マリアさまが受胎したときは、ヨセフ家周辺では、やはり面倒な話しになっていたのだ。2000年の時代を隔てても、人間性の深い部分は変わらないようだ。

  • [ 内容 ]
    アダムやエバ、アブラハム、マリア…聖書に登場する有名人たちはどういう人生を送ったのか。
    人間臭い神様、禁欲純潔を称揚する聖書がもっと身近になる本。

    [ 目次 ]
    第1話 失楽園、アダムとエバのその後の人生
    第2話 男嫌いアセナテと女嫌いヨセフの結婚
    第3話 女傑ユディト、決死の機略で宿願成就
    第4話 美女スザンナを窮地におとしいれた企み
    第5話 九百九十五歳、アブラハムの生への執念
    第6話 天使が道連れ、トビアの不思議な旅
    第7話 あわや野獣の餌食に、テクラの奇跡
    第8話 「屍姦」から救われた人妻と使徒ヨハネ
    第9話 使徒トマスに魅了された権力者の妻たち
    第10話 処女マリアが男を知らず子を産むまで

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • タイトル通り、聖書のサイドストーリー短編集(と言って多分よし)
    あのアダムとイヴの気になるその後は?本屋へGO!

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