日米開戦の真実: パール・ハーバーの陰謀 (講談社+α新書 75-1C)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062720823

感想・レビュー・書評

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  • ハル・ノートの前後、日米、欧州、中国の内情にも触れながら、実態に迫ろうとする。

    最後通牒のハル・ノートも、日本側が出したとする宣戦布告も、どちらも宣戦布告の体をなしておらず、対話の余地が残されていた、というのは面白かった。
    確かに暗号はバレていたが、内容が戦線布告とは取れず、真珠湾よりフィリピンや仏印を重視していたアメリカの姿勢を考えると、事前に仕組まれていたというステレオタイプの意見が乱暴なのも納得した。

    著者が歴史家ではないので細かいところに推測を交えているので正確さには欠けるかもしれないが、読みやすく、ハル・ノートのみを取り扱った本が初めてだったのでよく理解できた。

  • 2003年2月7日

    装画/わたなべみつる
    デザイン/鈴木成一デザイン室

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