「交渉上手」は生き上手 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 56
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062726504

作品紹介・あらすじ

夫婦・上司・面接 人生は交渉の連続である!
企業が選ぶ弁護士ランキングで連続登場!トップ弁護士が教える「幸せになる技術」

世の中には交渉術の本があふれかえっている。それだけ交渉の重要性は誰でも理解しているということかもしれない。それなのに、否、それゆえにか、どの本も交渉に勝つための術策で埋められている。交渉に勝て、相手をやっつけろ、少しでも利得を大きくするためにどうするかというテクニックが満載されている。(中略)しかし、人生が連続する交渉の場であるとすれば、いつも、勝ち続けるなどということがあり得るのだろうか。仮に、いつも人に勝ち続けたとして、そのような人は成功者として尊敬され、幸福に包まれているのだろうか。

●2人以上になれば交渉が始まる
●面接試験は人生最大級の交渉
●交渉の名人は「貸し」をつくる
●大岡越前は何を裁いたのか
●勝海舟と西郷隆盛、勝者は誰?
●ハードネゴシエーターへの幻想
●「アメ」ほど効くものはない
●苦情処理係のノウハウに学ぶ
●気の弱い人にも武器はある
●勝ちすぎはよくない

感想・レビュー・書評

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  • 獲得目標があって、目標達成のために戦略をどう組むのか具体的に考える。
    交渉中はメモをとらない。
    「負けた」と言わない限りは負けない。
    勝ちすぎはよくない。引き分けぐらいの人生が意外と良いのではないか。

  • 交渉のゴールは何か?勝ち負けではない。というのは達観がすぎるような気もするが、説得力はある。交渉に関するエッセイ本だが、参考になる点も多い。

  • 簡単に読める。参考度は低い。

  • テクニックの話。交渉術。交渉学の本ではない。

  • 結局のところ、交渉力は人間力なのですね

  • M&Aや知的財産法務の第一人者である著者の交渉の極意を垣間見れたらと思って手にとってみた。
    交渉も中庸がキーワードのようだ。
    しかし、期待が大きすぎたせいか、物足りなさ感は否めない。

  • さらっと読めます。勝ち過ぎは良くないこと。win-winの関係が難しいことなど久保利さんの経験から交渉術について考えるきっかけになります。

  • 人生は交渉の連続であり、個々の交渉の勝敗には囚われず、大局的な目的を持ち、相手への敬意を持って、望むべし、という内容と理解した。
    長期的な相手との関係や、自身の驕りにつながるような勝ちすぎは良くないなど、自分の持っていた交渉の概念を変えてくれた点が収穫。

    また、交渉には「目的を持つこと」に始まり、具体的で実践しやすいテクニック(時間制限の使い方、相手への質問の仕方、気の弱い人の手法など)も盛り込まれていて、とても参考になった。

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著者プロフィール

日比谷パーク法律事務所代表弁護士、桐蔭法科大学院教授。 1944年生まれ。67年司法試験合格、68年東京大学法学部卒業。 71年弁護士登録、森綜合法律事務所入所。98年日比谷パーク法律事務所を開設。2001年度第二東京弁護士会会長、日本弁護士連合会副会長。現在、日本取引所グループ社外取締役、農林中央金庫経営管理委員、ソースネクスト社外取締役、1人1票実現国民会議共同代表。著作(共著・分担執筆を含む)は『会社更生最前線』(1980年)を皮切りに現在まで75冊。

「2017年 『破天荒弁護士クボリ伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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