死ぬまで安心な有料老人ホームの選び方 子も親も「老活!」時代 (講談社+α新書)
- 講談社 (2010年11月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062726894
作品紹介・あらすじ
親の介護より自分の介護、老い支度のチャンスを逃すな。「人生最後の大きな買い物」に、日本で一番早く一番多くの相談に乗ってきた老活専門家が忠告。
感想・レビュー・書評
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著者の作品、ブクログ登録は2冊目になります。
著者、中村寿美子さん、どのような方かというと、次のような紹介記事を見つけました。
---引用開始
1946年生まれ。介護コンサルタント。有料老人ホーム・介護情報館館長。30代で夫の両親の介護を経験し、カウンセリングを学ぶ。都内の有料老人ホームに勤務した後、1997年、東京都内に有料老人ホーム展示場を開設。以後、介護や高齢者の住まいに関する相談数は2万件に上る。
---引用終了
で、本書の内容は、次のとおり。
---引用開始
●「親の介護」と「自分の介護」
●在宅でどこまで介護できるか
●世間体なんてほっておこう
●老い支度適齢期
●自分の現実を見つめよう
●有料老人ホームという住まい
●サービスの見分けは掃除
●間違いないホームを見分ける方法
●契約までの手順
●受験戦争ならぬ入居戦争?
---引用終了
本書を手に取ったのは、2011年4月。
その時期は、東日本大震災があって間もない時期になります。
生きていくことに不安があった時期と記憶しています。
当時の私の年齢は50歳で、もはや若くなく、老後を意識し始めた頃でしょうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
母親を介護施設に預けるために読んだものでした。施設選択の判断の目安にはなるんでしょうが、書かれた時期が色褪せた感があって、新たに関連ものを読まれることをお勧めです。
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相談内容で具体的な例は、とても参考になる。
人は、年老いて自分で判断できなくなる。このことに気がつかせてくれる。
著者は、、男性ではなく、女性でした!しかも、これまで家族も看取ってきている。。
書かれ方が、とても理論的で読みやすい。
自分が、親が、年取る前に、お勧めの本。 -
文字通り、有料老人ホームの正しい選び方について記述した一冊。
老人ホームについて全く知識のない自分にも読みやすく、勉強になった。 -
親の介護より自分の介護! 老い支度のチャンスを逃すな!
「人生最後の大きな買い物」に、日本で1番早く1番多くの相談に乗ってきた老活専門家が忠告
有料老人ホームでの暮らしは、何があっても職員が家族のように手伝ってくれること。どんなことでも、話を聴いてくれること。夜中でも職員が居室にすみやかにとんで来てくれること、3食温かい食事が提供されていること、と、至れり尽くせりの生活なのです。それも、24時間プライバシーが守られていて、必要な時にはサービスを利用できるのです。これは、どんな豪邸に住まっていても得られない便利なサービスです。ただし、そのサービス内容はホームによってかなりの違いがあります。建物自体も豪華さを誇るホーム、品質の良さが一目で分かるホーム、再利用のホームとさまざまです。要は「サービスという付加価値のついたマンション」なのです。
●「親の介護」と「自分の介護」
●在宅でどこまで介護できるか
●世間体なんてほっておこう
●老い支度適齢期
●自分の現実を見つめよう
●有料老人ホームという住まい
●サービスの見分けは掃除
●間違いないホームを見分ける方法
●契約までの手順
●受験戦争ならぬ入居戦争?