「格安エアライン」で個人旅行が変わる! 120%使いこなす方法 (講談社プラスアルファ新書)
- 講談社 (2011年1月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062726962
作品紹介・あらすじ
総額30万円 4大陸世界一周もできる!
面倒な予約、狭い座席は「自由への翼」
低コスト、低サービスの「割り切り」日本にも路線を拡げる、新たな航空ビジネス
首都圏にある羽田・茨城というふたつの空港に格安エアラインが就航し、全日空も子会社での格安エアラインへの参入を表明した2010年、日本は格安エアラインを軸にした大競争時代のとば口に立ったと思っていい。アジアへの片道4000円や5000円といった激安運賃に注目が集まっているが、既存航空会社も対抗策を打ちだしはじめている。赤字続きの地方空港や、成田空港は格安エアラインの誘致の動きをみせている。興味を示す格安エアラインもあるという。これからも、さまざまなせめぎ合いが続くだろう。本書は、そんな格安エアライン時代とうまくつきあっていくための一冊である。――<「はじめに」より>
●長距離バス並みに安くなる理由
●インターネットが普及を促進
●英語で予約を取る方法
●保険には入ったほうがいいのか?
●乗り継ぎ時間には注意が必要
●激安キャンペーン運賃の探し方
●搭乗前に食事を済ませよう
●重いスーツケースは使うな
●狭い座席での快適なすごし方
●「格安エアライン」の将来
感想・レビュー・書評
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現代において本著作の情報的な意味合いがどの程度あるのかはわかりませんが、当時におけるその作法がわかりやすく解説されています。今でもそのスキームは大きく変わらいことでしょう。私自身は著者の体験された事柄の作風が好きで、これまで様々な著物を拝読させて頂きました。そこにいる事によって感じる空気や香りが文章を持って感じることができ、行った気にさせて頂いたものです。本書のような解説本においても、その作風は変わらないように感じ、LCCを使いこなせる様な感覚を得られました。
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2010年、日本の格安エアライン元年。乗り入れ期、競合期を経て、現在、ボーダーレス期を迎えている。生きるか死ぬかの激越な競争が展開され淘汰が進み、サービスの在り方、従業員のマインドの持ち方が変わる新たな時代に入ろうとしている。消費者としてどのような個人旅行を求めるのか、選択肢は広がり複雑多岐にわたっている。その分、真贋を見極める確かな洞察力が求められる。
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ここ最近国内でもLCCというキーワードがだいぶメジャーになり、
日本の航空業界マップも様変わりしようとしている昨今です。
この本はその格安エアライン(LCC=Low Cost Carrier)に関する疑問を旅客(搭乗者)目線で整理した本です。
まあ日本の話というより海外のエアラインに関する話が中心です。
簡単にまとめると、予算を抑えての旅にはLCCは最適だが、
時間や環境等リスクもあるよ、ということが示されています。
LCCも使い方次第だという感じです。
日本も近々片道1万円を切る飛行機が飛び始める時代が来るんでしょうか。 -
飛行機に乗りたくなります!著者の格安エアライン体験記も結構面白い(笑)日本ではまだまだ格安エアラインは発展途上世界はすでに格安エアラインの時代。ここでも、日本は動けないのかな。今後の日本の航空業界はいったいどうなっていくのでしょうか?それより、海外旅行に行きたい\(^o^)/
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日本の常識は、世界の非常識。ローコストキャリアの歴史から、ビジネスモデル、世界の現状、有効活用法まで網羅的にまとめられている。ローコストキャリアは、すでに欧米では、一般的であり、日本では導入が遅れている。大きな原因は、ロビー活動や広告活動による、利権の問題。利用者にとっては、ローコストキャリアは世界を縮める良いものだと思う。
特に、東京のハブ空港化を目指すには必須戦略。 -
ローコストキャリアという言葉をよく聞くようになった。春秋航空なら茨城上海片道で4000円で行けるという。旅行好きの私にとって非常に興味があるLCCであるが、この本ではLCCの歴史や乗り方、注意点などがまとまっていた。ただ、これはと思わせるところはなかったので3点である。