「反日モンスター」はこうして作られた 狂暴化する韓国人の心の中の怪物〈ケムル〉 (講談社+α新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062728829

作品紹介・あらすじ

韓国の「反日」が止みません。政権末期、自身の人気取りのため「独島」に上陸した李明博から、初の女性大統領・朴槿恵に替わっても、「反日」の勢いは衰えるどころか、ますます激しさを増しています。この間、日韓で起きた殆どすべての問題で韓国は聞く耳を持たないと言うより、理性を失った出鱈目な論理を振りかざして日本を攻撃し続けています。少し例を挙げるだけでも、「対馬の仏像窃盗未返却問題」「アメリカ各州議会で<慰安婦像を設置>する法案ロビー活動」、「日本海から東海への言い換え提起」、「W杯ユニフォームに旭日旗デザインと抗議」…。さらに朴大統領は、就任以来一度も日本の首脳と会わない上に“告げ口外交”を展開し、相手国を辟易させています。セウォル号の沈没事故が起きた最中でも「反日」は別とばかり、国を挙げて執拗に日本に反省を迫り、政府を非難しつづけました。 
一体、韓国や韓国人はなぜこれほど「反日」に執着するのか、経済や政治で不利益を被っても「反日」から離れられないのか、その本当の理由を解き明かすのが、本書最大の趣旨です。著者の崔碩栄さんは、その理由として韓国人自らが、教育やメディアを利用して産み育ててきた反日感情が、今や「反日モンスター」と呼ぶべきほど肥大化・狂暴化して、韓国人も制御できなくなるほど猛威を振るっている、と冷静に論じています。
最近の「嫌韓」ブームに乗って書店には韓国を悪し様に書いた本が並んでいます。しかしそこには一方的に、根拠なく日本の言い分だけを記した客観性の乏しい「民族主義的」な本も多いのです。また「韓国人が書いた」と謳いながら、実は「在日」韓国人だったり、中には“存在が怪しい”ニセモノもいると言われています。その点、本書の著者・崔碩栄(チェ・ソギョン)さんは、韓国生まれ韓国育ち、現在もソウル在住、正真正銘の韓国人です。彼は、韓国内の「反日」の風潮が強まる中、勇気をもってその「行きすぎた反日」がもたらす危険を告発。それはまた韓国の国益にも反すると、メディアや出版活動で主張。韓国知識人の支持を得ています。彼には、確固たる正当性があるのです。

感想・レビュー・書評

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  • いままで、韓国に関する本をいろいろ読んだが、韓国人が書いた冷静な韓国批判は、あまり無かった気がする。"モンスター"という"うまい表現"で様々な角度から分析してくれて非常に参考になった。真に日韓が仲良くなれるには、100年はかかる気がする。

  • 星二つでもいいかな。

    かの国が反日無罪ファンタジーに生きてることは論を待たず、それがもう暴走して誰も止めることができない。
    その主張に異を唱えるつもりは全くなく、段々でっかくなって来たってのもその通りなんだろうけど、そもそもなんでそう言う主張が受け入れられて来たのかってところの議論は全く放り出している展開。

    本としてはイマイチ。

  • 特に新しい内容はない。

    昨今過激化する反日の風潮の原因を「モンスター」のせいにするが、煎じ詰めれば韓国社会そのものではないか。

    ありもしなかった克日を建国起源として憲法にも記しているかの国なのだから。

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著者プロフィール

1972年韓国ソウル生まれ。韓国の大学で日本学を専攻し、1999年渡日。関東地方の国立大学で教育学修士号を取得。ミュージカル劇団、IT会社などで日韓の橋渡しをする業務に従事する。
2009年韓国へ帰国し、著作活動を開始。
2010年韓国メディアの反日扇動を告発した『김치애국주의―한국언론의 이유없는 반일(キムチ愛国主義―韓国言論の理由なき反日)』を上梓。
同書が韓国文化観光部が選定する2011年社会科学部門優秀推薦図書に選ばれる。
現在、フリーライターとして活動、日本に関する紹介記事を中心に雑誌などに連載を持つ。

「2014年 『韓国で行われている 「反日教育」 の実態』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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